GMB、前期経常を40%上方修正・20期ぶり最高益更新へ

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 GMB <7214> [東証S] が5月1日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の23.5億円→33億円(前の期は19.5億円)に40.4%上方修正し、増益率が20.3%増→68.9%増に拡大し、20期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.8億円→12.3億円(前年同期は12.2億円)に4.4倍増額し、一転して0.7%増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上高につきましては、概ね前回予想のとおりとなる見込みであります。利益面につきましては、販売価格の値上や原材料費や物流コストの上昇の落ち着きなどに加え、韓国子会社における退職給付債務の数理計算上の影響による退職給付費用が大きく減少したことにより営業利益は前回予想を上回る見込みであります。経常利益以下につきましては、前回予想時に設定した想定為替レートよりも円高に推移したことにより外貨建て債権の為替評価益が予想よりも減少する影響もありますが、営業利益の増加によって、経常利益や親会社株主に帰属する当期純利益も前回予想を上回る見込みであります。  なお、今回の業績予想の修正に伴う期末配当予想の変更はありません。  また、韓国子会社における退職給付債務の数理計算上の影響に関しましては、本日開示いたしました「連結決算における営業利益(退職給付費用の減額)の計上に関するお知らせ」をご参照ください。(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。