開催が22日後に迫ったG7広島サミットで、政府が核軍縮・不拡散についての成果文書を採択する方向で調整に入りました。

ロシアによる核兵器の威嚇などにより核兵器のない世界に向けた道のりが厳しさを増す中、政府は広島・長崎に原爆が投下されてから77年間、核兵器が使用されていない歴史をないがしろにすることは決して許されないというメッセージを世界に発信したい考えです。

先日行われたG7外相会合で核軍縮不拡散について、G7として引き続き緊密に連携していくことを確認したことを踏まえサミットでも議論を深めていきたいとしています。

また、政府はサミット初日の来月19日にG7首脳が平和公園を訪れ、慰霊碑に献花する方向で調整しています。