CLで4強入りを果たした(左上から時計回りで)R・マドリー、マンチェスター・C、インテル、ミラン。(C)Getty Images

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 現地時間4月19日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の第2レグ2試合が開催され、ベスト4が出揃った。

 ミュンヘンではホームでの第1レグを3−0と快勝したマンチェスター・シティがバイエルンと対戦した。

 37分にハンドで得たPKを主砲ハーランドが失敗して嫌な空気が流れたものの、ピンチを凌ぐと、57分にそのハーランドが敵のミスを衝いて左足で先制点。勝負を決定づける。

 83分にキミッヒのPKで1点を返され、この試合は1−1のドローに終わったものの、アグリゲートスコア4−1でプレミア王者が3シーズン連続の準決勝進出を果たした。
 
 敵地での第1レグを2−0で制したインテルは、ベンフィカをホームに迎え、14分にさっそく先制。MFバレッラが切り返しから、左足で鮮やかなシュートを叩き込んでリードを広げる。

 38分にベンフィカのMFアウルスネスのヘッド弾で1点を返されたものの、65分にディマルコのクロスをラウタロが流し込んで突き放す。78分にもコレアのゴールで加点したインテルは、その後に2点を奪われて3−3のドロー。それでも、2試合合計5−3で余裕を持って4強入りを決めた。

 これで、前日にチェルシーを4−0(第2レグは2−0)を破った昨季王者レアル・マドリーと、2−1(同1−1)でナポリとのイタリア勢対決を制したミランとともにベスト4が確定した。

 準決勝は、連覇が懸かるマドリーが、昨季と同様に初優勝を狙うマンチェスター・シティと激突。もう1カードはミラン対インテルのミラノ・ダービーとなった。

 セミファイナルの第1レグは5月9、10日、第2レグは同9、10日に開催される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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