サカイホールディングス公式サイトより

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サカイホールディングス(愛知県名古屋市)が2023年4月18日、葬儀会館を運営する連結子会社の従業員が「香典袋に入っていた現金12万円」を窃盗した容疑で17日に逮捕されたとして公式サイトで詫びた。

「内部管理体制の一層の強化に努め、弊社グループ全体で、再発防止に努めてまいります」などと伝えている。

「不正行為が発生したことを厳粛に受け止める」

発表文によれば、愛知県の葬儀会館「ティア安城桜井」を運営するグループ会社「エスケーアイマネージメント」(知多市)の従業員が、17日に窃盗容疑で安城警察署に逮捕された。

香典袋に入っていた現金12万円を盗んだ疑いがあり、サカイホールディングスは

「本件事態を厳粛に受け止めており、弊社グループのお客様ならびに関係するすべての皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしますことを、心よりお詫び申し上げます」

と詫びた。「弊社及び弊社グループにおいて不正行為が発生したことを厳粛に受け止め、内部管理体制の一層の強化に努め、弊社グループ全体で、再発防止に努めてまいります」とも述べている。

小規模から中規模までの葬儀を提供している同館は、フランチャイズ事業を展開するティア(安城市)によって設置されたFC店舗だ。ティアも同日、お詫びに加えて再発防止のため「社内規程の周知およびコンプライアンス教育を徹底」するなどと公式サイトで報告した。

「CBCテレビ」が17日にウェブ版記事で伝えたところによると、香典袋は鍵のかかったロッカーに保管されていた。容疑者は参列者の名前を記した別の香典袋を用意し、すり替えたとみられている。