ホモサピさんのツイッター(@hommsapi)より

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人気生き物系YouTuberのホモサピさんが、2023年4月15日に投稿した「コオロギラーメン」を食べる動画をめぐる批判に反論している。

「コオロギ食ってもないのに否定するやつ正直腹立つ」

ホモサピさんは魚や虫といった自然界の様々な生物を捕獲・調理して食べる様子を公開しているYouTuberだ。メインチャンネルは登録者数約146万人、サブチャンネルは同22万人を抱えている。

注目されたのはサブチャンネルで15日に公開した「3000匹の特濃コオロギ出汁ラーメン」と題した動画だ。昆虫を使った料理などを提供する飲食店を訪れたホモサピさんは、「昆虫食がだいぶ荒れてますよね」「味以外のことは割とどうでもいいんですけど、味についての誤解がかなり広まってきてしまったので、看過できないなということで」と動画の趣旨を伝えた。

コオロギ約3000匹などを使って出汁を取る様子などを伝え、完成したのは「コオロギラーメン」。トッピングされたコオロギを食べると、ホモサピさんは「うんま!」と驚愕した。麺をすすると「ヤバいなこれ。ラーメンとしての完成度が高すぎる」と絶賛した。これ以外にも虫を使った複数の料理を食べ、舌鼓を打っていた。

ホモサピさんの動画をめぐってはインターネット上で、昆虫食への興味を示す声のほか、昆虫食への忌避感を示す反応も寄せられた。ホモサピさんはツイッターで17日、動画に関するネット記事を引用し、味に関する批判に反論した。

「このリプ欄を見たんだけど、コオロギ食ってもないのに否定するやつ正直腹立つ。コオロギでしか出ない味があるんだよ。食わないなら食わないで黙っとけや俺は好きなんだからよ。マジでコオロギ舐めんなよ。国の補助金とか知らねえよ、とにかくコオロギは美味しいんだよ」

「今の所高級食材です」

ホモサピさんは続くツイートで、自身の食生活について「ちなみに私が普段からそういう食事をしすぎて味覚を信用できないという意見は受け入れます」と触れつつ「でも贔屓目なしにあそこのコオロギラーメンは別格です。敵を作りたくないのでもう言いませんが、自分が人生で食べたラーメンでは1番好きです。嘘つくなよお前ってお怒りの方はぜひ一度食べてください」と主張した。

昆虫食への忌避感が強いことについては、以下のようにつづっている。

「人が勝手に食ってるだけの昆虫食をさも自分が強制されたかのように過剰に嫌がるのは上の世代の人たちが多い。給食では嫌いな食べ物を『残すな!アレルギー?知らねえよ食え!』と言われて育ったんだろう。それか毎日拷問されてる人。俺が昆虫食を話題にすると多分明日の飯がコオロギになる。だから必死」

ホモサピさんは投稿に寄せられたリプライにも反応している。給食で強制される子どもがおり強迫観念を覚えてもおかしくないなどとする投稿には、「給食は強制ではありませんよ。ニュースのタイトルだけでなく記事くらいは読んでもいいのではないでしょうか」と反論した。

動画タイトルから、コオロギ3000匹を使ってラーメン1杯ならコストパフォーマンスが悪すぎないかとの質問には「すみません、編集の都合上カットしてしまいましたが一杯分ではありません。まとめて数杯出汁とりました。ただそれでも昆虫食はコスパ悪いですよ!今の所高級食材です」と回答している。