Appleが「Apple Card」の利用者に対して年間利回り4.15%の普通預金サービスを提供することを2023年4月17日に発表しました。Appleによると、普通預金サービスは手数料無料で提供され、最低入金額・最低残高は設定されないとのことです。

Apple Card’s new high-yield Savings account is now available, offering a 4.15 percent APY - Apple

https://www.apple.com/newsroom/2023/04/apple-cards-new-high-yield-savings-account-is-now-available-offering-a-4-point-15-percent-apy/



Appleは2019年からゴールドマン・サックスと連係して独自のクレジットカード「Apple Card」をアメリカ国内のユーザーに向けて提供しており、新たにApple Cardユーザー向けサービスの一環として普通預金サービスを開始することを発表しました。口座の年間利回りは脅威の4.15%で、Appleは「アメリカ国内の平均利回りの10倍を超える利回り」とアピールしています。

普通預金サービスの手数料は無料で、最低入金額および最低残高の設定はなし。また、残高はApple純正電子マネー管理アプリ「ウォレット」から確認可能です。

ウォレット上の残高確認画面が以下。この画面では残高を確認するだけでなく、残高を別の口座に送金することもできます。



また、口座残高はApple Cardの管理画面からも確認可能です。



なお、上述の通り、Appleが提供する普通預金口座を利用するにはApple Cardを所持している必要がありますが、記事作成時点ではApple Cardは日本で提供されていません。