「東京カレンダーWEB」の1週間分のランキングから、人気記事ベスト5をご紹介!

“男女グループでお花見で女が気まずいと感じたコト”に“2軒目で連れていかれたホテルのスイートルームで男が放った予想外の一言”から“男が思わず見入ってしまった元カノの現在の姿”まで。さて、栄えあるベスト1は?



★第1位
「気まずい…」男女グループでお花見に行ったら、女子は手作り弁当を持参していて…

日向はあらかじめ雅叙園の『旬遊紀』で手配していた“お花見オードブル”を持参しており、早速その包みを開封した。

そして、日向に紹介され、結子は挨拶してから輪に加わる。しかし、結子は瞬時に居心地の悪さを感じた。

結子以外の女性3人は慶應出身の同窓生や後輩でお互い初対面ではないらしく、すでに盛り上がっている。全員が日向のことを「春樹」や「春樹くん」と親しげに呼んでいる。

そのうえ、ワインやビールなどのお酒と一緒にシートの上に並べられているのは、手作りのオードブルやサンドイッチ。

― っていうか、手弁当持参なら最初から言ってくれればいいのに…。

続きはこちら




★第2位
公務員の彼氏に3ヶ月で振られた32歳女。彼を家に呼んだことがきっかけで…

カイトとは、毎日連絡を取り合いデートを重ねている。だから、ひなたは“脈あり”だと感じているが、カイトから一向にアプローチの気配はない。

ひなたは今日こそ、カイトの真意を確かめると決心してきた。

「ちゃんと言うね。私、カイト君のこといいなと思ってるよ。…カイト君も同じ気持ちでいてくれたら嬉しいのだけど、なんだか一線を引かれているような気がするの。どうして…?」

ひなたのストレートな質問に、カイトは少し困った顔をし、返す言葉を探す。

「話したことなかったけど、ひなちゃんのことを元々知っていたんだ」

続きはこちら




★第3位
金曜22時、2軒目で連れていかれたホテルのスイートルーム。そこで男が放った“予想外の一言”とは

― 経営者フィルターを外しちゃダメだったかなぁ…。

そう反省してから、私は森田の話をさえぎる。

「そろそろ、メイン料理頼んでおきます?」
「あ、うん。そうだね」

彼は、黒板に書かれた牛フィレ肉のステーキをじっと見ている。ステーキは、最初にお店の人が勧めてくれたし、私もそれがいいと思っていたから安心した。

しかし…この後、とてつもなくダサい展開が待っていたのだ。

続きはこちら




★第4位
帰宅するなり「風呂が沸いてない」とキレ散らかす夫。恐怖心を抱いた31歳妻は、まさかの行動に出る…

「お前は何をやってもトロいな」

これは私の夫である匠が、私をなじるときの常套句だ。小さなミスを見つけては「バカなのか?」とか「俺がいなければ何もできないくせに」と罵ってくる。

そんな日は決まって、仕事で大きなストレスを抱えて帰ってきたとき。私はストレスの捌け口なのだ。

それでもまだ、3歳になる娘に手を出さないだけマシだと思っている。

いつ、どんな発言が地雷を踏むのかわからない怖さがあっても、離婚はできない。だって専業主婦の私は、夫に縋って生きるしかないのだから。

続きはこちら




★第5位
偶然、5年ぶりに元カノに遭遇…。男が思わず見入ってしまった、彼女の「現在の姿」とは?

― …あの人、美香だよな?

4階・出発ロビーへとつながる長いエスカレーターの近くで、基樹はぴたりと足を止めた。基樹の視線の先にあるのは、航空会社の制服に身を包んだかつての恋人の姿だ。

「美…っ」

思わず声をかけようとした基樹だったが、彼女のほうが先にエスカレーターに乗ってしまいタイミングを失う。

すると基樹は、そのあとを追うようにエスカレーターに乗り込んだ。

続きはこちら