「7月に売却される可能性がある」 イタリア代表の新星FWレテギは今夏中に欧州挑戦か
3月の代表戦での活躍によりFWマテオ・レテギの名前は一躍世界中に広まった。彼の今夏の去就には大きな注目が集まっている。
現在アルゼンチンのティグレでプレイしている23歳のレテギ。イタリア代表指揮官ロベルト・マンチーニ監督はアルゼンチン出身でありながらイタリア代表としてプレイする権利も持っていたレテギに目をつけ、3月下旬のイングランド戦、マルタ戦に向け初招集。イングランド戦でいきなり彼をスタメンに抜擢した。
そんなレテギに対し、インテルを始めとする複数のビッグクラブが関心を示していると噂されている。伊『Gazzetta dello Sport』によると、レテギ本人もヨーロッパ行きの願望を明かしており、今夏中にそれが実現する可能性を仄めかしている。
「(ティグレの)メララーニャ会長は僕が7月に売却される可能性があると言っていた。僕はそのアイデアをとても気に入っている。サッカーをする人なら誰しもが抱く夢だ。ヨーロッパは最大の舞台だからね」
「(インテルが強い興味を持っているようだと尋ねられ)具体的なことは何もないし、どうなっているのかもわからない。将来のことを考えるのは父だ。僕の意識は(今のところ)100%ティグレに向いている」
「(どのリーグでプレイしたいか問われ)僕にとってベストな場所ならどこでも行く。一番はイタリアに行きたいけど、まだ少し早すぎるかもしれない。でもリーグの主役として、たくさんのゴールを決める選手になれたら最高だよ」
イングランド代表からゴールを奪ったことを踏まえれば、セリエAで戦えるだけの能力も十分持っているはずだが、本人は欧州5大リーグ以外からのステップアップも視野に入れているのかもしれない。果たして彼の獲得に成功するのはどこのクラブになるのか。