中国電力の社員ら 顧客情報の不正閲覧3万件超に
競合する他社の顧客情報を不正に閲覧していた問題で、中国電力は3万3千件余りの不正閲覧があったことを明らかにしました。
中国電力と関連会社の中国電力ネットワークは先月の不正閲覧の問題発覚後、経済産業省の指示を受けあらためて新電力の顧客情報へのアクセスを調査しました。
2社によりますと去年10月~12月の間で中国電力の社員ら682人による3万3千件あまりの不正な閲覧があったということです。
2016年の電力小売りの全面自由化以降、グループ会社であっても新電力の顧客情報を共有することは市場の競争を妨げるとして禁止されています。
中国電力では営業活動への利用の目的はなかったとしています。