海外で人気の商品も手に入るカルディ。食文化研究家のスギアカツキさんが紹介してくれたのは、フランスで大人気だというジャム。カルディでしか手に入らない話題のジャムについて教えてもらいました。

フランスで大人気!カルディ限定の大注目ジャム

みなさん突然ですが、「お気に入りのジャム」といえば、どんなものがありますか? 最近では海外産のグルメ系ジャムをよく見かけるようになり、価格もずいぶんリーズナブルになっているように感じます。

そんな海外ブランドの中で有名なのが、「ボンヌママン」というフランスのジャム。“赤いチェック”のフタと言えばピンとくる方も多いかもしれません。
じつはフランスでもっとも愛されているジャムで、定番のほかにイチジク、カシス、チェリー、ミルクジャム、マロンクリームなど日本ではなかなかないようなラインナップが魅力。またビンの可愛さゆえに使い終わった後に再利用するのが定番で、SNSでも広く人気になっています。

ボンヌママンについて少しだけご紹介させていただくと、ボンヌママンはフランス語で“素敵なおかあさん”という意味。フランスの家庭で受け継がれる「手づくりジャム」をコンセプトに、赤や茶色のギンガムチェックのフタと手書き文字ラベルがトレードマークになっているブランドです。
保存料や着色料は使わずに天然素材だけでつくられる昔ながらの濃厚な味わいが特徴になっています。

●青チェック柄の塩キャラメル、ぜひチェックして

そんな懐かしくもかわいいボンヌママンなのですが、“青チェック柄”があることをご存じでしょうか? じつは日本ではカルディだけの限定品で、「塩キャラメル」がこっそり発売されているのです。ボンヌママンのサイトでも商品紹介されていないので、まだ知らない人も少なくないはず。

カルディではジャムコーナーに置いてあることが多いのですが、この青ビンが欲しくて買いに来るお客もいるそうです。価格は429円で、海外ジャムの中では決して高くないお値段。しかも塩キャラメルってとっても珍しいですよね。
私は冬場に温かいコーヒーや紅茶に溶かして味わうのが気に入っていますが、パンに塗ったりバニラアイスに垂らしたりするのも絶妙で、使うたびに愛着がどんどん増していく魔法のスプレッド。

フタをあけてスプーンですくってみると、思ったよりもやわらかなクリーム。このやわらかさがドリンクやアイスにも使いやすいポイントで、塩味が効いたキャラメルの風味はクセになる味わいです。
私はバゲットにバナナを乗せて、この塩キャラメルをかけるのが大好物。朝ごはんやオヤツにブラックコーヒーと合わせるのが気に入っています。

普段カルディには縁がない人も、この塩キャラメルはほかで購入できませんから、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?