やせたいと思っていても、口さみしくてついつい“間食”してしまうという方もいらっしゃるのでは? ここでは、ダイエットカウンセラーで料理研究家のおにゃさんに、食欲がおさえられないときにおすすめの食材を3つ教えてもらいました!

どうしても食べたい!そんなときはどうすればいいの?

お正月が明けて少し日が経ちましたが、まだまだ「食べ癖」が抜けない、食欲が抑えられないという方もいますよね。私も食い意地がはっているので、どうしても食べたい欲が消えないときがあります(笑)。また、私のダイエットプログラムに参加しているメンバーさんでも、そういう方が非常に多いです。

生理前はやたらと食べたくなるし、更年期の場合は、女性ホルモンが乱れて不安定にもなりがちですよね。そうすると、いちばん身近な「食」で、ストレスを発散させてしまいがちです。そこで、今回はダイエットに成功してやせてきた方たちをみてきた、私・おにゃ流の「食欲がおさえられない場合におすすめの食材」をお伝えします。

●おすすめ食材1:板のり

「板のり」と聞くとびっくりされるかもしれません。板のりのサイズは通常、21cm×19cm。結構なサイズ感ですよね。そのため、1枚丸っと食べると結構な満足感が得られます。

また、のりは海藻なので、ビタミンミネラルも摂取できます。食物繊維もあり、EPA(エイコサペンタエン酸)が含まれています! 栄養価も高いので、積極的にとりたい食材。

私の場合は、まだ食べたりないな〜、もっと食べたいな〜というときだったり、口寂しいときに1枚食べてます。それでもたりない場合は2枚いただいています。

注意点としては、味つけのりではなく味なしののりを食べることと、食べすぎないことです。味つけのりの場合は、糖類・塩分が含まれ、食べすぎると腹痛・胃痛になる可能性がありますので、2枚を目処にした方がいいですね。

●おすすめ食材2:コーヒー

コーヒーを飲むと「食欲がおさまった!」。そんなことはありませんか? それは、コーヒーに含まれるカフェインが、直接脳に働きかけて、満腹中枢を刺激し、空腹感を感じさせにくくしてくれるからと言われています。

また、コーヒーに含まれる成分の「クロロゲン酸」には、脂肪燃焼の効果があり、エネルギー消費を高めると言われています。コーヒーの香りには、ストレス緩和やリラックス効果がありますので、飲むだけでホッと一安心しますよね。

ただ、飲みすぎると胃痛になったり、冷え性になったり、夕方以降に飲むと睡眠の質が低下しますので、飲む場合は、なるべくおやつの時間までにブラックコーヒーで飲むのがおすすめです。また、牛乳や砂糖をたくさん入れると、糖質を過剰摂取することになり、本末転倒。ブラックが飲めない人は、糖質が低く良質なタンパク質が摂取できる無調整豆乳がいいですよ。

私は朝食後に飲み、食べすぎの防止に。また、カフェイン効果で目が覚めて仕事前の目覚ましとしても飲んでいます。

●おすすめ食材3:ガム

ガムやあめは糖を中心とした原材料であるため、太りやすく、かつ食べすぎてしまうこともあるので、ダイエットには適していません。ただ、口寂しさがずっと消えなくて、ずっと食べ物のことを考えていたり、逆に爆食いをしてしまったり、クッキーやケーキなどを食べてしまったりしては意味がありません。

したがって、どうしても口寂しさが消えないという場合は、ガムを1粒食べるのがおすすめです。ガムの糖質量は1個あたり1gほど。なので、食べすぎなければ問題ありません。

ただ、味がなくなったら、また次のガム…を繰り返していると、ついつい食べすぎてしまいます。よって、口寂しさが続く場合は、味がなくなっても、同じガムを噛み続けること。よく噛むことによって、満腹中枢が刺激されて満腹に感じますし、顔の筋肉も鍛えられます。ほうれい線防止にもぴったりです。

いかがでしたか? ダイエットの成功は食欲を抑えて暴飲暴食をしないこと。よかったら参考にしてくださいね。