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11月13日、ベルーナドームにて“ブシロード15周年記念ライブ in ベルーナドーム”が開催。株式会社ブシロード設立15周年を記念した、同社が展開する様々なコンテンツを中心に総勢19組が出演したこの日のライブは、大型アニソンフェスとしては本当に久々の、観客の声援OKというレギュレーションで開催。約5時間・全65曲(+OPアクト2曲)の大ボリュームの内容はもとより、久々に客席から響くコールや歓声が“ライブ”を感じさせてくれるという点でも貴重なライブとなった。

TEXT BY 須永兼次

3年間蓄えた力が、ステージ上でも客席でも炸裂!



まずはオープニングアクトとして「BanG Dream!」プロジェクトからMyGO!!!!!が登場。メンバーの入場時に挙がる歓声が久々の“ライブ会場”らしさを感じさせるなか、リリース直後の初のオリジナル曲「迷星叫」を披露。力強い演奏に乗る真っ直ぐな歌声が、そこに込められた想いの切実さをより引き立てる。今後の成長とさらなる展開に大きな期待を持たせる1曲だった。



また、オープニングアクト2組目として登場したシークフェルト音楽学院中等部は、「アフレぐ!〜Aufregendes leben〜」を披露。エネルギッシュなダンスをみせステージ上で躍動し、観客の大きなコールを受ける。思えばこの2組、いずれも「叫ぶ」がカギになる楽曲を選曲。これもまた、このライブならではの要素だったのだろう。



そして開演時間を迎えると出演者紹介のOP映像が流れ、そのラストで株式会社ブシロード・木谷高明社長による開会宣言がなされると、トップバッター・RAISE A SUILEN(以下、RAS)が登場。音玉の炸裂とともにシャウトをかましてスタートを飾った「EXPOSE ‘Burn out!!!’」では、ラップに大きなコールが返る光景に「ライブが帰ってきた!」といきなり胸を熱くさせられると、「DRIVE US CRAZY」ではレイヤ役・Raychell(Ba.&Vo.)の先導が会場中からのVOICEをRAISE。メンバー自身もステージを楽しみながら観客を圧倒できるRASは、まさに“いつものライブ”へと観客の心を引き戻すための、トップバッターにふさわしい存在だ。



その余韻が残るなか、ミルキィホームズとHappy Around!の8人がステージへと飛び出して「熱風海陸ブシロード〜熱き咆哮〜(Hyper Euro Version) 」を歌唱。活動歴の長いユニットと10周年ライブ以降に生まれたユニットの共演が“伝統”を感じさせるなか、下手側からトロッコに乗ったキッダーニ男爵も登場!間奏では会場の中心にあたる位置に到達しあらゆる方向へ感謝の礼をし、続けて「人間五十年」「夢幻のごとく」のフレーズも堂々と務め上げた。



曲明けにはセンターステージにDJ台が登場し、Happy Around!単独の出番に。彼女たちはさらに明確になった個々のキャラクター性と、チームワークの良好さを同時にみせる。特に「君にハピあれ♪」ではセリフや歌声、実際の表情も含めて4人がそれぞれキャラクターに沿った個性を発揮。この日が渡月 麗役として初のライブとなった入江麻衣子も、ほかのメンバーに負けず劣らずのキュートかつフレッシュなパフォーマンスを繰り広げ、「HAPPIEST☆DREAM」で歌われた“ひとつだけど ひとりじゃない”の言葉通りのステージを形作る。そして最後はハピアラと「D4DJ」にとって大事な1曲「Dig Delight!」。1-Bメロの“声が途絶えて しまわないよう”や1サビの“新しいこと 始まれ!”といったフレーズは歓声を取り戻した公演でまた違った意味を持って響いていた。



続く「from ARGONAVIS」のリアルバンド、ArgonavisとGYROAXIAのメンバーからなる「from ARGONAVIS Special Band」は、Argonavisの七星 蓮役・伊藤昌弘(Vo.)とGYROAXIAの旭那由多役・小笠原 仁(Vo.)が、各々の担当キャラの個性を前面に出した歌声で3曲を熱唱。どの曲でも、大サビでは向かい合って歌声をぶつけ合う姿は、アニメさながらの光景だ。そのラストを飾ったのは、Argonavisにとってもプロジェクトとしても初のオリジナル曲「ゴールライン」。そのサビで突き抜けていく個性豊かなツインボーカルは未来への希望の軌跡であり、続けて響き渡ったコールはそれを支えついていくオーディエンス……といった構図の縮図のようだった。



その“希望”をリレーするかのように、クラップを呼び起こしながら「私たちはもう舞台の上」から出番を始めたのはスタァライト九九組。デビュー曲「Star Divine」も含め、舞台公演の多いこの作品らしくスピンやポジションの入れ替えは麗しさを強く感じるものに。加えて笑顔で跳ねまくる愛城華恋役・小山百代やその隣でしとやかに跳ぶ神楽ひかり役・三森すずこなど、キャラ性もバッチリ滲ませたパフォーマンスを展開していく。



さらに九九組からしとやかさという要素は引き継ぎつつ、そこにかわいさをどっかり乗せたパフォーマンスをみせたのが、Lyrical Lily。ユニット活動開始時期がコロナ禍だったリリリリ、桜田美夢役・反田葉月による「ベルーナドーム、声聞きたーい!」の声に返る“初めて”の大歓声を受けながら、ユニットとしての“初めて”の曲「汚れっちまった悲しみの色」を歌う。カバー曲「撲殺天使ドクロちゃん」では、4人がエスカリボルグ……ではなくペンライトをくるくる回すと、春日春奈役・進藤あまねによるDJプレイから「人間合格!!!!」のDメロにあたる「3・3・1・1・3・7拍子」部分に接続しクラップで一体感を増させると、ラストは「吾輩よ猫であれ」のフルサイズ披露へ。「にゃん!」というコール自体はもちろん、猫の手をモチーフにした振付やちょこちょこしたステップ、小首のかしげ方に至るまでまさに“天使”だった。



続く奥井雅美は、まず「only one, No.1」から3曲続けての『デ・ジ・キャラット』の主題歌メドレーで、客席を“でじこカラー”の緑へと染め上げる。この日最初のソロ出演者であった奥井は、大会場を自分のものにしていく姿が彼女のボーカリストとしてのすごさを立たせる。そしてメドレーに続いては、もちろん『令和のデ・ジ・キャラット』主題歌「曖昧さ、幸福論」。A・Bメロは暖かめに、サビでは少し力を込めたパワフルな歌声を響かせると、ステージには着ぐるみのデ・ジ・キャラットが登場!「『意外とすごかった』と絶賛する準備はできたかにょ?」と観客を煽るとスクリーンの中へと“戻り”、バーチャルD.U.Pによる「PARTY☆NIGHT (D-POP version) 〜D.U.P.〜」へ。曲中ではでじことうさだが曲中小競り合いをしたり、ぷちこがサビのダンスを5才児らしく若干遅れ気味になったり、さらには背景としてサブキャラが星座として描かれたりと、演出は細部までこだわられたもの。「意外と」どころか、「超」すごかった。





そこに「Gonna be right」のイントロにのせて、トロッコに乗ってスタイリッシュに切り込んできたのがPeaky P-key。「D4DJ」において王者感を持つユニットとして描かれる彼女たちは、披露の4曲全てをトロッコの上でこなすという離れ業をみせる。特に犬寄しのぶ役・高木美佑は、トロッコ上という揺れて動く環境でも堂々たるプレイで観客を引き付けつつ、4人とも披露した4曲すべてで振付も交えてさらに盛り上げる。自身初めてのオリジナル曲「電乱★カウントダウン」ではメインスクリーンにアニメ映像の4人が映し出され、久々にカウントダウンの大きなコールが響き渡るなか、山手響子役・愛美の歌声は最後までクール。4曲をかけてゆっくり客席通路を8の字に移動して、距離の近さという「D4DJ」ならではの醍醐味も感じさせてくれた。



サプライズ出演者も!各出演者・作品がそれぞれの魅力をぶつけ合う中盤戦



続く一柳隊は、凛とした歌声とシャープなダンス、さらには磨き上げられた美しいフォーメーションを武器に、「アサルトリリィ」プロジェクトテーマ曲「Edel Lilie」をはじめ3曲を披露。主人公の一柳梨璃役・赤尾ひかるの歌声のピュアさと、そこに重なる白井夢結役・夏吉ゆうこの歌声の涼やかさのバランスも絶妙で、「OVERFLOW」では赤尾が夏吉の両手を取って向かい合って跳ねたシーンなどにもキャラクター像を色濃く投影。9人での“一隊感”の強いステージで観客を魅了する。



続いて登場したMorfonicaは、今に至るまでのバンドのストーリーを辿るかのような楽曲構成に。まずデビュー曲「Daylight -デイライト-」では、冒頭伏せていた顔をイントロ中にゆっくりと上げて倉田ましろ役・進藤あまね(Vo.)が正面を見据え、クールかつシャープで力強いましろとしての歌声の魅力を発揮。サビでの自然なコール・アンド・レスポンスの成立は、メンバーも観客もこの機会を心待ちにしていたがゆえのものだったのだろう。また、出番ラスト曲「ハーモニー・デイ」では、ようやくほかのメンバー同様に進藤にも笑顔が。前述したとおり、これはバンドとしての足跡を踏まえた、細かいけれども大事な表現だった。加えて、5人がソロを繋いで大サビへと突入するこの曲で、バンドとしての一体感もみせて出番を終えた。



それとはまた違った角度から、セクシーで最&高な盛り上がりをもたらしてくれたのがMerm4id。声出しライブに合わせてか、サビでのコールも楽しい「Princess advent」で観客を巻き込みさらにボルテージを高めると、「Floor Killer」ではコールとともに大観衆を高く跳ばせつつの披露。大サビ直前の瀬戸リカ役・平嶋夏海の煽りをDJプレイで日高さおり役・葉月ひまりがサポートする姿は、作中のリカとさおりのステージ上での姿そのもののよう。



こうして始まりの曲だからこそ感じられる成長を提示してみせると、暗転中に燐舞曲が登場。アニメ映像を背負いながら、この2組によるコラボ曲「FAKE OFF」では、今度は平嶋と青柳 椿役・加藤里保菜が、2サビにてアニメのリカと椿どおりに視線を交わしながら歌唱。この2人を筆頭に、アニメからそのまま飛び出てきたかのようなパフォーマンスをみせてオーディエンスの心をさらに高めると、「名前のない怪物」のカバーから燐舞曲単体の出番に移行。



序盤は淡々としつつ、もサビで感情をバッと開放するような歌声のコントラストが絶妙だ。また、この曲や続く「瞬動-movement-」では大塚紗英が自身の演じる月見山 渚のキャラ性を反映してステージ上で自由に躍動する姿もみせた。そして最後に歌われた「BLACK LOTUS」では、大サビで感情を一段と高ぶらせた加藤が力いっぱいの歌声を叩きつけ、青の炎が場内を焼き尽くすかのようなステージを終えた。



そしてここでサプライズ! アニメ『てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!』からヤングワイワイの3人(阪本やよい役・伊藤彩沙、高橋よもぎ役・愛美、細野ゆず役・佐々木未来)がステージに登場し、ゆるっとしつつもどこか漫才のようなテンポの良いトークを展開すると、この日出演の同作キャストから相羽あいな・小原莉子・櫻川めぐ・葉月ひまり・小山百代も登場して、OPテーマ「てっぺんっ天国 〜TOP OF THE LAUGH!!!〜」を歌唱。EDMに乗せて観客とともに跳ねまくる。



同じくダンスチューンを主軸とするPhoton Maidenは、スキルの高いメンバー同士が美しく切れ味のあるダンスをもって自らの“スペース”を作り上げ、クールかつスタイリッシュな空気の中に観客を引き込み踊らせていく。4曲披露したなかで、彼女たちの2種類の強い意志を同時に感じられたのが、1曲目の「We never stop」。コロナ禍においてもエンタメを前進させ続けるというこのライブにもハマる意志に加え、この日残念ながら体調不良のため新島衣舞紀役・前島亜美を欠いていたものの、ユニットとしても4人で止まらず進むという意志を提示する曲だったのではないだろうか。



さて、ここからはラブライブ!シリーズから2組が続けて登場。まず『ラブライブ!サンシャイン!!』Aqoursより、渡辺 曜役・斉藤朱夏、津島善子役・小林愛香、黒澤ルビィ役・降幡 愛の3人からなるユニット「わいわいわい」が、コール満載の「わーいわいわい わいわいわい!」など3曲でエネルギッシュに躍動。「SUKI for you, DREAM for you!」では降幡がパフォーマンスに合わせてスマホで動画を撮ったりと自由さにも溢れたものとなったが、メリハリのついた表現と3人の抜群のコンビネーションが、それを雑然としたものには決して感じさせない。



続く『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』は、出演メンバー3人のソロメドレーからスタート。まずは三船栞子役・小泉萌香が「翠いカナリア」を、滑らかで美しいダンスに凛とした歌声を乗せて魅せれば、桜坂しずく役・前田佳織里は「オードリー」を、歌声はもちろん美しいパラソルの取り回しや表情に至るまで「しずくらしい魅せ方」を完璧に表現。一方上原歩夢役・大西亜玖璃は、従来の“歩夢らしさ”を打ち破るダークでハードな「Break The System」を堂々と披露しきる。ソロメドレー後には、パンチある自己紹介ソング「繚乱!ビクトリーロード」をこの曲ならではの学ラン風コートと長いペンライトで披露すると、トロッコに乗り込み「Level Oops! Adventures」で光の大海原へと出発。最後には栞子加入後初の全員曲「Just Believe!!!」を歌唱し、しとやかさやかわいさの強い3人の歌声で10人・12人バージョンとまた違った魅力を感じさせていった。



そしてここで、女子プロレス団体・スターダム所属のレスラー・中野たむとなつぽいによるタッグ・meltearがサプライズ登場!タッグの入場曲でもあるオリジナル曲「Double Frontier」で、大型フェスへと“殴り込み”。いきなりの大舞台でも力をしっかり込めて歌いきり、最後には翌週に控えていた大会の宣伝までもこなしていった。



ライブもそろそろ終盤。ここでミルキィホームズの妹分・フェザーズとして、常盤カズミ役・愛美と明神川アリス役・伊藤彩沙が登場。2人揃っての「フェザーズ、参上!」のセリフに続いて、キュートな振付を交えて「セイシュンビギナー!」で、パープルと白のライトの演出のなか歌声を響かせていく。対になる振付もしっかり魅せていく姿は、まさしく“双翼”だ。



妹分のステージに続いては、久々集結・ミルキィホームズの出番。いつもどおりのOPSEに乗せて登場すると、TVアニメ第1期のOPテーマ、彼女たちにとってはもちろんアニソンシーンにとってもアンセム的な存在「正解はひとつ!じゃない!!」をいきなりぶちこみ、一気にベルーナドームの温度を上げる。この大会場での2サビ前の「Q.E.D.!!」の大合唱はすさまじく、この瞬間に「ライブが帰ってきた……!」という感慨が襲ってきたのは、筆者だけではなかったことだろう。さらに「ミルキィ A GO GO」ではトロッコに乗り込み、メインスクリーンに流れるMVともリンクする楽しいパフォーマンスをこなしながら観客の近くへ“GO GO”すると、そのまま明るく笑顔でデビュー曲「雨上がりのミライ」を披露して駆け抜けていった。



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みんなで掴み取ったキラキラの声出しOKライブは、次のハッピーへと繋がっていく



そんな場の空気を「FIRE BIRD」で一気に引き締めたのは、Roselia。センターステージへと歩み出て大観衆に1人囲まれても場内全体を飲み込めるほどの相羽あいなの歌声は、まさしく湊 友希那という存在にふさわしいし、ハイスピードなメタル調の楽曲をたくましく演奏する各メンバーのスキルもまた素晴らしい。さらには「BLACK SHOUT」の2サビ明けに、工藤晴香と中島由貴が背合わせになって得意気にプレイしてみせるなど、魅せ方までも心得たもの。ラストは「FIRE BIRD」のアンサーソング「ROZEN HORIZON」でも観客の大きなコールを受けながら、5人全員が気持ち良さそうに歌い演奏。強く良質な音楽が、観客の心を見事に燃やし尽くしていった。



ここでセンターステージに西尾夕香が再登場。かねてからDJを特技にしていた彼女が、次のアーティストのために「D4DJ」の愛本りんくとしてプレイを披露。アニメでりんくが参加していたPeaky P-keyの「Let’s do the ‘Big-Bang!’」のサビではダンスも組み込み、「ブシロード!」のサンプリングボイスに「ぎぶみーAwesome!!!!」の「おかわり!」のセリフを続け、さらに「熱風海陸ブシロード」を繋げて「ブシロードおかわり、いっくよー!」と展開。キャラクターの要素も15周年要素も上手く組み込み、「D4DJ」の楽しさをも改めて伝えて大トリ・Poppin’Partyへとバトンタッチ。1曲目「ぽっぴん’どりーむ!」から、西尾がりんくとして作り上げたハッピーな空気にマッチする歌声と演奏を繰り広げる。



MC中には客席から聴こえる歓声に改めて喜びをあらわにし、戸山香澄役・愛美(Gt.&Vo.)も「皆さんがルールを守ってくれたおかげで今日声出しライブが開催できたので、本当に皆さんに感謝です!」と、様々なライブの積み重ねが生んだこの光景に改めて感謝を述べる。続く「ときめきエクスペリエンス!」ではそんな観客たちからのコールを浴びまくり、ソロパートをリレーすることで表現されるメンバー間の絆が感じさせる「キズナミュージック♪」では1サビ“届けよう”のソロ、笑顔を炸裂させながら気持ちもぐっとこもった山吹沙綾役・大橋彩香(Dr.)の歌声が、いつも以上にエモかったように感じられた。



曲明け、愛美が「MCだったら何やってもいいんじゃないかな?」といたずらっぽく提案し、「次が最後の曲だけどまだ帰りたくない!」と、急遽「ティアドロップス」をDメロから演奏することに。PAも照明を明滅させて協力し、誰もが“ライブ”を堪能する。そんな最高の空気のなかで、このお祭りのラストナンバーとして1stシングル「Yes! BanG_Dream!」へ。“キミだけの ホントの声きかせて”というフレーズを持つこの曲で、最後の最後まで歓声を巻き起こす。2サビ明けには愛美がセンターステージへと移ると、そこにこの曲をカバーしたHappy Around!の4人も登場!9人笑顔のパフォーマンスで全楽曲の披露は終了となり、最後は社の記念イベントらしく(?)、会場一体となっての一本締めで幕を下ろしたのだった。



いわゆる“はじまりの曲”が数多く披露された今回のフェス。それは久々の声出しライブを念頭に置いたものでもあり、オーラスの「Yes! BanG_Dream!」に象徴されるように、「今日がゴールではなく新たなスタート」というメッセージも込められたからこそなのかもしれない。それを感じさせたのは、終演後に発表された、声出しOKの形で開催される“BUSHIROAD ROCK FESTIVAL 2023”。ブシロードが作る“ライブ”や、それを魅力の一角とする様々なコンテンツの世界は、この日がゴールではなくまだまだ広がり続けていくのだ。

PHOTOGRAPHY BY ハタサトシ、 福岡諒祠(GEKKO)、 池上夢貢(GEKKO)、JOKEI、 中村ユタカ

ブシロード15周年記念ライブ in ベルーナドーム

2022.11.13@ベルーナドーム

【SET LIST】

☆RAISE A SUILEN

M01. EXPOSE ‘Burn out!!!’

M02. Sacred world

M03. DRIVE US CRAZY

☆ミルキィホームズ×Happy Around!×キッダーニ男爵

M04. 熱風海陸ブシロード〜熱き咆哮〜(Hyper Euro Version)

☆Happy Around!

M05. ぐるぐるDJ TURN!!

M06. 君にハピあれ♪

M07. HAPPIEST☆DREAM

M08. Dig Delight!

☆from ARGONAVIS Special Band

M09. STARTING OVER

M10. BLACK&WHITE

M11. ゴールライン

☆スタァライト九九組

M12. 私たちはもう舞台の上

M13. Star Divine

☆Lyrical Lily

M14. 汚れっちまった悲しみの色

M15. 撲殺天使ドクロちゃん

M16. 人間合格!!!!

M17. 吾輩よ猫であれ

☆奥井雅美

M18. only one, No.1

M19. CUTIE

M20. 女神になりたい〜for a yours〜

M21. 曖昧さ、幸福論

☆バーチャルD.U.P.(デ・ジ・キャラット/プチ・キャラット/ラ・ビ・アン・ローズ)

M22. PARTY☆NIGHT (D-POP version) 〜D.U.P.〜

☆Peaky P-key

M23. Gonna be right

M24. 最頂点Peaky&Peaky!!

M25. CYBER CYBER

M26. 電乱★カウントダウン

☆一柳隊

M27. Edel Lilie

M28. Neunt Praeludium

M29. OVERFLOW

☆Morfonica

M30. Daylight -デイライト-

M31. flame of hope

M32. ハーモニー・デイ

☆Merm4id

M33. High tension BPM

M34. Princess advent

M35. Floor Killer

☆Merm4id×燐舞曲

M36. FAKE OFF

☆燐舞曲

M37. 名前のない怪物

M38. 瞬動-movement-

M39. BLACK LOTUS

☆てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!

M40. てっぺんっ天国 〜TOP OF THE LAUGH!!!〜

☆Photon Maiden

M41. We never stop

M42. Linked Ring

M43. 99 ILLUSON!

M44. Photon Melodies

☆Aqours

M45. ファボタージュ / わいわいわい

M46. SUKI for you, DREAM for you!

M47. わーいわいわい わいわいわい! / わいわいわい

☆虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

M48. 翠いカナリア / 三船栞子(CV.小泉萌香)

M49. オードリー / 桜坂しずく(CV.前田佳織里)

M50. Break The System /上原歩夢(CV:大西亜玖璃)

M51. 繚乱!ビクトリーロード

M52. Level Oops! Adventures

M53. Just Believe!!!

☆meltear

M54. Double Frontier

☆フェザーズ

M55. セイシュンビギナー!

☆ミルキィホームズ

M56. 正解はひとつ!じゃない!!

M57. ミルキィ A GO GO

M58. 雨上がりのミライ

☆Roselia

M59. FIRE BIRD

M60. BLACK SHOUT

M61. ROZEN HORIZON

☆Poppin’Party

M62. ぽっぴん’どりーむ!

M63. ときめきエクスペリエンス!

M64. キズナミュージック♪

M65. Yes! BanG_Dream!

●ライブ情報

BUSHIROAD ROCK FESTIVAL 2023

2023年5月27日(土)

会場:富士急ハイランド・コニファーフォレスト

出演:RAISE A SUILEN、 Morfonica、 Peaky P-key、 燐舞曲、GYROAXIA、Fantôme Iris and more…

■チケット

グッズ付きチケット 16,500円(税込)※メモリアルロングTシャツ(Lサイズ)

一般指定席9,900円(税込)

※本公演は【声出しあり】での開催を予定しております。

※山梨県のガイドラインに沿い、 不織布マスクを着用いただくことを前提とします。

※公演当日までの情勢によって変更させていただく可能性がございます。

(C)BanG Dream! Project (C)Craft Egg Inc. (C)bushiroad All Rights Reserved. illust:たにはらなつき (C)HiBiKi

(C)Project Revue Starlight (C) 2022 Ateam Entertainment Inc. (C)Tokyo Broadcasting System Television, Inc. (C)ARGONAVIS project. (C) 2020 DONUTS Co. Ltd. All Rights Reserved. (C)AZONE INTERNATIONAL・acus/アサルトリリィプロジェクト (C)2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!! (C)2022 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 (C)BROCCOLI (C)てっぺんグランプリ実行委員会 (C)World Wonder Ring STARDOM

関連リンク



ブシロード公式サイト

https://bushiroad.com/