吉田麻也(撮影:岸本勉/PICSPORT)

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30日、日本代表キャプテンの吉田麻也がロシア大会と現在の代表を比べた見解を語った。

日本代表はロシア大会のときよりも強くなったのか、と聞かれた吉田は「強くなってると思います」と即答。そして「ロシア大会に限らず、日本はJリーグが発足してから30年、間違いなく進化しているし間違いなくレベルアップしてる」と語った。

「森保一監督は『ドーハの悲劇』を経験してますけど、そこでワールドカップに出れなかったときから、もっと言うとその前から、日本はどうやったらワールドカップに出られるか、どうやったらワールドカップで勝つのかを考えて今日までやって来た」

その歴史の一部として自身がプレーしていることを「うれしさを感じますし責任も感じています」と言う。そして「ロシアでできなかったことを今回その壁を越えて自分たちが見たことない景色を見る、ということをやっている」と力強く語る。

だが、他の国もレベルアップしており、その成長速度に追いついたり追い越したりするためには、「こういう国際試合で結果を出していかなければいけない」のだと言う。

「自分自身そこへのエネルギーをすべて注いでいますし、とはいえやっぱり結果が全ての世界なので、結果を出してこそだと思う。結果を出せるかどうかにかかっていて、成長したと言えるのはやっぱり結果が出たときに言えるんじゃないか」とスペイン戦での勝利を誓っていた。


【文:森雅史@ドーハ/日本蹴球合同会社 撮影:岸本勉/PICSPORT】