2023年8月の開業に向けて宇都宮市と芳賀町が整備を進める次世代型路面電車「LRT」、通称「ライトライン」が17日夜、初めて軌道と道路の併用区間を試運転し、JR宇都宮駅東口に顔を見せました。

 17日から本線での試運転が始まったライトライン。午後9時ごろ、宇都宮市内の道路と軌道の併用区間に初めて乗り入れました。軌道を全て新しく敷いて開業するLRTは国内初。時速5キロというゆっくりとした速さで車両が一般道路に入る歴史的な瞬間となりました。沿線には街なかを初めて走る車両を一目見ようと大勢の人が集まりました。鉄道ファンだけでなく地元住民の姿も目立ちました。

 午後10時半ごろ、車両は宇都宮駅東口停留場に到着。ここにもたくさんのギャラリー。拍手で車両を出迎えました。夜間の試運転は18日夜も行われます。