来年春の統一地方選挙に向けて、県内でも各政党の動きが活発化してきました。大阪に本部を置く日本維新の会は栃木県総支部の「栃木維新の会」を設立し18日、会見を開きました。

 会見を開いたのは、栃木維新の会代表を務める党の選対本部長代行で大阪1区選出の井上英孝衆議院議員など県支部の役員です。10月25日に発足した栃木維新の会は、幹事長に去年の衆議院選挙に栃木1区から立候補した柏倉祐司元衆議院議員、政調会長に今年夏の参議院選挙に比例代表で出馬した西川鎮央元県議会議員、事務局長は同じく参議院選挙に栃木選挙区から出馬した日光市出身の大久保裕美さんが就いています。参議院選挙で維新は地盤でない栃木選挙区で、次点の立憲民主の候補に約2万7千票差まで迫りました。

 栃木維新の会では来年春の統一地方選挙で、県議会議員選挙に複数の候補者の擁立を目指すほか、宇都宮市や小山市などの市議会議員選挙でも候補者を立てる方針です。