2017年3月、那須町で登山講習中だった大田原高校の生徒と教諭合わせて8人が亡くなった雪崩事故で、一部の遺族が講習会の責任者だった教諭3人と県などに損害賠償を求めた裁判の4回目の口頭弁論が16日行われ、遺族側が求めていた教諭3人の尋問が却下されました。

民事裁判では遺族らが栃木県と栃木県高体連、講習会の責任者だった教諭3人に約3億8千500万円の損害賠償を求めています。

16日の裁判では遺族が作成した事故当時の状況が分かる18分40秒の映像が流されました。映像は当時放送されたニュースや事故を再現したCG映像をまとめたものです。

また、遺族側が求めていた教諭3人の尋問は却下されました。

次回は来年3月8日で、遺族5人が尋問を行う予定です。