新型コロナウイルスの影響で練習を公開する機会がなかったサッカーJ2の栃木SCは16日、宇都宮市内で行われた練習の様子を一部のサポーターに公開し、練習後に選手とサポーターが交流しました。

宇都宮市の河内総合運動公園で行われた練習には約80人のサポーターが詰めかけ、熱い視線を送りました。約1時間半の練習の後、サポーターは選手からサインをもらったり写真撮影をしたりして交流を楽しみました。

栃木SCはこれまで練習を公開してサポーターと交流を深めてきましたが、新型コロナの影響で2020年と21年は一切できない状態が続いていました。サポーターからは選手の顔を覚えられないままシーズンが終わってしまったという声もあったということです。

そこで、クラブは今シーズン、ファンサービスや選手のモチベーションアップにもつなげるため制限を緩和し、ファンクラブの会員限定で今回が3回目の公開となりました。練習会場での以前の光景が戻り、サポーターは笑顔で選手たちと接していました。

さくら市のさくらスタジアムでは18日、若手選手の育成を目的としたエリートリーグが行われ、栃木SCは岩手と対戦します。今シーズン最後の試合は観戦可能で入場は無料です。