主要7カ国首脳会議・G7広島サミットに合わせて来年6月に日光市で開催される国際会議に向けて、栃木県で全県的に受け入れの準備を進めようと15日、協議会が設立されました。

日光市では来年6月24日と25日に奥日光・中禅寺湖畔にあるホテルで、G7広島サミットに関係する男女共同参画・女性活躍担当大臣の会合が日本で初めて開かれます。栃木県が、政府が開く国際会議の開催地となるのはこれが初めてで、会議の成功と栃木県の魅力発信にオール栃木で取り組むため、宇都宮市の県公館で推進協議会の設立総会が開かれました。

協議会は福田富一知事を会長、日光市の粉川昭一市長を副会長に宿泊施設や交通関係者、女性団体の代表者など38人で構成します。

会議では今年度の事業計画案と7千万円の収支予算案が示され、承認されました。

協議会は会議の開催に関する支援と機運醸成を行うほか、海外からの誘客をはじめとする観光需要の回復に向けても取り組む方針で、地元の歓迎レセプションや大臣らの世界遺産視察、シンポジウムの開催などさまざまな事業を計画しています。次の協議会は来年3月に開催される予定です。