春の高校バレー栃木県大会の決勝が12日に行われ男女の代表校が決まりました。

今年は女子が県立高校どうしの対戦となり注目を集めました。

宇都宮中央女子・宇都宮中央は今年のインターハイ県予選を制した文星女子を準決勝で破り、対する宇都宮商業も準決勝で國學院栃木の36連覇を阻止。

試合は先に2セットを奪った中央に対し宇都宮商業が第3、第4セットを奪い返す大接戦となります。

迎えたファイナルセット、中央は3年生の大嶋のスパイク、渡部のサーブなどで相手を崩し悲願の優勝。

実に56年ぶりの選手権優勝で、さらに校名の完全変更を控える中「中央女子」の名前での全国出場もかなう、歴史に残る勝利となりました。

男子は21年連続同じカード、作新学院と足利大附属です。

試合はこちらもフルセットにまでもつれ込む接戦となります。

作新は第1セットを奪い第3セットも取って優位かと思われましたが徐々にリズムを整えた足利大附属が底力を発揮し、4年連続の選手権出場を果たしました。

全国大会は男女ともに2023年1月4日に東京体育館で開幕します。