フンメルスの舌鋒は「チームにとって有益にならない」 独代表OBが苦言
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今夏にエースのFWアーリング・ハーランドこそマンチェスター・シティに去ったものの、DFニコ・シュロッターベック、MFサリフ・エズジャン、FWカリム・アデイエミら積極補強に成功したドルトムント。2011-12シーズン以来のブンデスリーガ優勝も期待されたが、ここまで10試合を消化して5勝1分け4敗の10位に沈んでいる。
「マッツ・フンメルスからの絶え間ない批判に対して、ドルトムントの選手は徐々にしかし確実に苛立ちを覚えるだろう。私はフンメルスが選手として、人としてとても好きだし、彼のことは全面的に尊敬している。今でも素晴らしい選手で、見ていて楽しいよ。だが、毎週のようにSNSなどでチームメイトの批判ばかりしていたら、いつかは裏目に出てしまう」
「チームメイトは、マッツ自身が毎週トップパフォーマンスを発揮しているのか、たまにでもミスをしないのか疑問を持ち始めるはずだ。だからこそ、監督や(アドバイザーである)マティアス・ザマーがフンメルスを呼び、この件について話をするべきだろう」
「もちろん、フンメルスは一流のプレーヤーである以上、時には公の場ではっきりと物事を訴えることもすべきだ。とはいえ、毎試合のようにそれをすべきではない。結局フットボールはチームスポーツであり、誰かが常に他人のミスを勝手に取り上げていたら、それはチームにとって有益にはならないのだ」
「国際色豊かな選手で固められたドルトムントが、ウニオン・ベルリンに0-2で完敗した。ドルトムントとトップの差はどんどん広がっている事実がある。これはマッツ・フンメルスだけでなく、多くの人が考えなければならない問題だろう」