ドバイGC時のステイフーリッシュ (C)平松さとし

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 現地28日、フランス・ドーヴィル競馬場で行われたG2・ドーヴィル大賞(芝2500m)に日本のステイフーリッシュ(牡7・栗東・矢作芳人)が、凱旋門賞のステップレースとしてここを選択肢、海外重賞3勝目を狙ったが惜しくも2着に敗れた。

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ゴール寸前で交わされる

 レースは5頭立てで行われ、C.デムーロ騎手とのコンビでゲートイン。序盤からスムーズに先手を取って隊列をしたがえ、直線入口では3馬身ほどのリードを保って逃げ込みを図ったが、ゴール前で2番手追走のボタニク(セ4・仏・A.ファーブル)に交わされた。

2着 ステイフーリッシュ
C.デムーロ騎手
「とてもスタミナがある良い馬だと感じました。自分のレースに持ち込み負けはしましたが、これでフランスの競馬にも慣れてくると思います」

 日本でレースを見届けた矢作芳人調教師は「休み明けで7〜8割と思えば、そんなに悪くないレースなのかなと思います。いい状態で本番に向かえるように頑張りたい」と話した。凱旋門賞(10月2日・ロンシャン・芝2400m)にはC.ルメール騎手とのコンビで参戦を予定している。