006_介護_Ponko (2)

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年を重ねていくと、体力が落ちてきたり、足が動きにくくなったりもしますよね。今まで当たり前にひとりでできていたことでも、今後誰かの手助けが欠かせなくなる可能性は誰にでもあるでしょう。もしも自分の親に介護が必要になって、なおかつ自分に介護をしてもらいたいと望んでいる場合、みなさんは親御さんの意思を汲んで介護をすることができますか?

『自分の親の介護。みんな本当にできる? バブル期世代までの母親は特に、娘に介護されるのが当然って思っているらしいけれど……。本当に過酷だよ……』

今回の相談者さんは、これからするかもしれない実の親の介護について、過酷なイメージをもっているようですね。そこでみなさんの意見が気になったようです。

「介助はできても介護はできない」意見多数

今回ママスタコミュニティでこの質問に答えてくれた方々の多くは、「介助はできても介護はできない」と答えています。どこまで自分が親のお世話をできるか考えたときに、「やれること」と「やれないこと」がハッキリしている人が多いのが印象的でした。

『育ててもらって感謝はしているけど無理だな。薄情者だとは思うけど無理なものは無理。病院に連れて行ってあげるとか、料理してあげるとかならいいけれど、トイレ、入浴とかできない。もちろん自分の介護も子どもにはやらせない』

『出来ない。ごめん。する気ない。医療機関とのやりとりとか、必要最低限のことはするよ、もちろん。親と仲良い私でもこれです』

病院へ連れて行ったり、ごはんを作ったり、手助けできそうなことにはさまざまなものがあるでしょう。しかし、人ひとりお風呂に入れるのはなかなか大変な作業。精神的、肉体的な理由から、トイレのお手伝いやオムツ交換などはできないと考える方もいるでしょう。どこまでできて、どこまでできないか。今後ご両親にどこまでの介護が必要になってくるかによって、状況は変わってくるのではないでしょうか。

「介護サービスを利用してもらうつもり」と答える人も

「自分にはできない」と感じるものがたくさんあるため、ご両親に介護が必要になったら、介護サービスを利用してもらうと決めている方も多くいるようです。自分でできることは手伝い、できないことは介護サービスで補う。そうすれば自分の負担も少なくなりますよね。

『できないよ。だから頼めるものは外注だよ。お金かかっても頼むしかない。介護士さんやヘルパーさん、訪問看護や宅配のお弁当屋さんなどなど、本当に頭が上がらない。有難い。「病院の付き添いだけは家族で」と言われたからそれぐらいかな』

『自分だけで介護するのは無理。デイサービスや訪問ヘルパーさんの力を借りてじゃなきゃ無理。今、デイサービスで働いているけれど、自分の親だったらこのワガママに腹立つだろうなって思う事があるのよね』

『1人でするつもりはないよ。いろいろな人や施設に協力してもらいながらするつもり』

また、介護をお仕事にしている人だって、お給料がもらえて“仕事”の介護をするのと、身内のお世話をするのとでは大きく異なります。仕事のようにオン・オフが切り替えられない身内の介護を無償で行うのは、肉体的にも精神的にも負担が全く違うものになってくるのではないでしょうか。

それならばいっそのこと、いろいろなサービスを利用してさまざまな人の手を借りたほうが、少なくとも自分のためにはなるでしょう。もちろんご自身で全ての介護をするのも尊敬に値することですが、もしかしたらご両親も慣れた人の介護のほうが安心することもあるかもしれません。

後編へ続く。

文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・Ponko