【速報】アクセンチュアが報道向け発表会を「メタバース」で開催!「テクノロジービジョン2022」の発表に記者がアバターで集まる
![【速報】アクセンチュアが報道向け発表会を「メタバース」で開催!「テクノロジービジョン2022」の発表に記者がアバターで集まる](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/0/b/0bb18_1668_33a8c966_f77ca55e-m.jpg)
アクセンチュアは、定期的に発表している世界のテクノロジートレンドに関する最新の調査レポート「Accenture Technology Vision 2022」(テクノロジービジョン2022)を公開し、報道関係者向けに説明会を実施した。そして、その説明会をメタバース、デジタル空間で実施した。
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説明会に参加した記者たち(アバター)。大きなホールをイメージした会場で、中央のステージで登壇者がプレゼンテーションを行っている、実際の発表会の様子。スライドも大型のスクリーンにクリアに映し出される
メタバースでの報道関係者向け発表会はグローバルでも同社初となる試み。
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報道陣に向けて、アクションを交えてプレゼンを行うアクセンチュアの山根氏
●特別な機材は不要
なお、メタバースといっても、VRヘッドセットが必須なわけではなく、筆者もデスクトップPCとマイクだけで参加した。スマートフォンで参加するこもできる。また、Zoomを希望する場合はZoom参加も可能で、その場合はライブ機能のように第三者として参加し、コメントやQ&A機能で発言する(下記)。
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「Zoom」で参加した画面
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「Zoom」で参加した画面
●メタバースに集う報道関係者たち
メタバースのプラットフォームは「cluster」を使用した。あらかじめ「cluster」をインストールしておき、メールで指定されたURLをクリックして説明会に参加する。
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アバターとなって説明会の会場にやってきた報道関係者たち
基本のコミュニケーションは音声。マイクを通して話す声がアバターから発せられ、音声は近くのアバターにだけ聞こえる。リアルの世界と同様の話す仕組みとでもいうべきか。主催者や登壇者の声は全員にクリアに聞こえている。
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キーボードやマウスを使って、会場内はウロウロと歩き回ることができる。特に座席が決められているわけではなく、立って聞いているので、観やすい・聴きやすい位置に移動する。
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●登壇者はリモートでVRを装着して登壇
登壇者はアクセンチュア テクノロジーコンサルティング本部 マネジング・ディレクターの山根氏。ご本人の容姿。
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アクセンチュア株式会社 テクノロジーコンサルティング本部 インテリジェントソフトウェア エンジニアリングサービスグループ共同日本統括マネジング・ディレクター の山根圭輔氏
登壇中の山根氏の裏方の容姿。
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プレゼン中の山根氏の容姿(アバター)。
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手を振ったり、エモーション機能(赤枠)で拍手したり、様々なリアクションで登壇者に応えることもできる
●「テクノロジービジョン2022」
「テクノロジービジョン」はアクセンチュアが定期的に発表しているトレンド予測や市場規模などを示したレポート。今回の「テクノロジービジョン2022」では、デジタル化が進んだ社会や生活、ビジネスモデルの至るところに「メタバースが遍在化」し、それによってビジネスや組織運営のあり方、顧客との繋がり方が、再創造されつつあることが強調された。
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それもあって、今回のレポートでは「メタバースで会いましょう ビジネスを再創造するテクノロジーと体験の融合(Meet Me in the Metaverse: The Continuum of Technology and Experience Reshaping Business)」と題してメタバースで説明会が実施された。
拡張現実やブロックチェーン、デジタルツイン、エッジコンピューティングなどのテクノロジーによって、人々の体験のあり方が変わりつつある中、企業は従来の事業計画とは全く異なる未来に向かって競争を始めていくことが紹介されていく。メタバースについては山根氏は「連続体」が重要とし、メタバースの価値の創造するポイントだとした。それは「複数のテクノロジーが相互に繋がり遍在化」「現実空間とデジタル空間の境界が曖昧になる」「新たな消費者体験とビジネスアプリケーションが繋がる」などを通して、企業の再構築と変革が行われる、という考えだ。
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下記の4つのポイントに沿って、およそ一時間弱に渡ってテクノロジートレンドとビジョンについて語った。
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それらの詳細は別の記事で詳しく解説する機会を持ちたいと思っている。詳細を公式サイトで知りたい人はこちら。
> Accenture Technology Vision 2022
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●囲み取材もメタバース
なお、多くの記者会見ではステージ上の質疑応答とは別に、終了後に登壇者が記者から質問に応える「囲み取材」や「個別取材」が設けられるが、今回はそれらもメタバースで行われた。
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ステージの前にワープスポットが現れ、囲み取材を希望する記者はそこへ突入
ワープスポットに入ると南の島に移動。登壇者とアバターを使って質疑応答のコミュニケーションがとれた。
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囲み取材の様子
いよいよ、記者説明会がメタバースとして実施される時代へと突入することになったが、今回のアクセンチュアの試みは、テレワークコミュニケーション、リモート会議が一気にZoomに移行したように、記者説明会に限らず、様々なコミュニティが今後はメタバースで実施されるようになっていく可能性を示唆した。