1994ブラジル代表、UMBRO時代最後の「4つ星アウェイユニフォーム」

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現在はNikeと契約するブラジル代表。

今やブラジル代表ユニ=Nikeというイメージだが、過去にはイギリスの名門ブランドUmbroがパートナーだった時代もある。

今回はそのUMBRO時代“最後のアウェイユニフォーム”をご紹介したい。

Brazil 1994 Umbro Away '4Star'

お馴染みのブルーを基調としたアウェイユニフォーム。1994年後半に登場したこのキットは、95年にイングランドで開催したUmbroカップなどで使われている。

そのUmbroカップにはキャプテンのドゥンガをはじめ、ジョルジーニョ、レオナルド、ジーニョ、セザール・サンパイオ、“ロボコップ”ロナウドなど、当時のJリーグと縁のある選手がメンバーに選ばれていた。

余談だが、Umbroカップには日本代表も出場。イングランド、ブラジル、スウェーデンと対戦している。

基本的なデザインは1994年アメリカW杯で使用したアウェイユニフォームと同じだが、同大会の優勝によりエンブレム上の星と前身頃の透かしエンブレムの数が、それぞれ3つから4つへと増えている。

当時のサプライヤーUmbroとは、96年まで使用したこの4つ星バージョンを最後に契約が終了。97年以降はNikeとのパートナーシップを継続している。

1994W杯での3つ星時代も含めると、約3年近く使われていた息の長いデザイン。そしてW杯優勝によりエンブレムが並ぶこのキットは、当時を知るサッカーファンの記憶に強く残る。

その貴重な新品デッドストックユニフォームが「Qoly × LFB Vintage」で入手可能だ。