『ベター・コール・ソウル』ボブ・オデンカーク、次回作では大学の学部長に!

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ついにファイナルシーズンとなる『ベター・コール・ソウル』で主人公ソウル・グッドマンを演じるボブ・オデンカークの次回作が早くも発表された。米Hollywood Reporterが報じている。

ボブの次なる作品は、リチャード・ルッソの小説「Straight Man」をもとにしたもので、出演と同時に製作総指揮を務める予定だ。本作では、ペンシルベニア州のさびれた地帯にある資金不足の学校、レイルトン大学の英語学部長であるウィリアム・ヘンリー・デヴロー・ジュニア(ボブ)の中年の危機が描かれるとのこと。

製作は『ベター・コール・ソウル』とその本家『ブレイキング・バッド』と同じ米AMCネットワークで、2023年のデビューに向けて現在急ピッチで製作を進めている。監督はピーター・ファレリー(『グリーンブック』)、脚本はアーロン・ゼルマン(『よみがえり 〜レザレクション〜』)とポール・リーバースタイン(『ジ・オフィス』)が務める。

ボブは本作について、以下のように述べている。「今回もまた(これまで私が関わってきた作品のように)キャラクターの深みと繊細さに焦点を当てたAMCのプロジェクトです。私は小説の中の人間性とユーモアに惹かれおり、この役を演じることを楽しみにしています。最近の私の出演した作品よりもライトなものですが、それでも良く観察されておりとても知的な作品です」

AMCスタジオとAMCネットワークスのエンターテインメント部門のダン・マクダーモットは、今回の発表に伴い、「ボブ・オデンカークは、まさに最高の俳優です。何百万人ものファンに愛され、忘れられないキャラクターと大人向けの質の高いストーリーテリングという評判を確立した二つの象徴的なシリーズ、『ベター・コール・ソウル』と『ブレイキング・バッド』に続き、彼をAMCにとどめる新番組を製作できることは幸運なことだと思っています」とコメントしている。

ボブが出演中の『ベター・コール・ソウル』は4月18日(月)にファイナルとなるシーズン6が始まり、8月にシリーズフィナーレが放送される予定だ。『ベター・コール・ソウル』が終わってしまうのは残念だが、ボブにとってAMCでの3作目となるシリーズで、きっとまた素晴らしい演技を見せてくれることだろう。(海外ドラマNAVI)