「いまでも誹謗中傷を受ける」トッティにレッドで物議のモレノ主審、02年W杯の韓国対イタリアを回顧!“後悔している判定”を明かす「韓国の選手を退場に…」
「この間ずっと、いまだにイタリアのファンからSNSで誹謗中傷を受けている」と明かしたモレノ氏は、「VARが導入される前のあの時点では、審判は一瞬で判断してジャッジをしなければならなかった。私の判断があの試合の結果に影響を与えなかったと確信している」と自信を持って話している。
「トッティのレッドカードは最も批判された事件のひとつだったが、ビデオを見ると、韓国の選手が最初にボールを保持している。イタリア人(トッティ)はシミュレーションでつまずき、転倒した。そのため、彼は2枚目のイエローカードを受けた。ルールではシミュレーションではイエローが出される。私はルールを尊重した」
【画像】モレノ主審がレッドカード!その時のトッティの表情は…
このシーンについてそう回顧すると、「トッティは抗議すらしなかった。不平を言ったのはクリスティアン・ヴィエリとアンジェロ・ディ・リービオだ。選手はカードに抗議しない場合、自分が間違っていたことを分かっているんだ。それが、レッドカードを見たときのトッティの態度だった」と続けている。
ただ、後悔している判定もあるという。
「ファン・ソンホンが72分にジャンルカ・ザンブロッタを倒し、(ザンブロッタは)怪我のために退場させられた。それが私が何年にも渡って反省した唯一のことだ。戻ることができるならば、韓国の選手にレッドカードを出しただろう」
エクアドル人の元レフェリーは「私も人間だ。当時はタックルの激しさを誤解していた。これだけは言えるのは、私は特定のチームを有利にしたり、不利にしたりしようとはしていない」と語っている。
また、イタリアのMFダミアーノ・トンマージのゴールがオフサイドで取り消されたことについては、アルゼンチン人の副審の責任だとした。
そして、ミスを認めながらも、このゲームを「私のレフェリーキャリアの中でトップ3のパフォーマンスのひとつ」とし、自己採点は10点満点中「8.5」としている。
最後に、イタリアが1-2で負けたのは、自分の判定ではなく、監督の采配のせいだと指摘。こう締めくくっている。
「その日、イタリアはミスを犯した。ジョバンニ・トラパットーニ監督は、ストライカーではなくジェンナーロ・ガットゥーゾを入れた。その瞬間、イタリアは試合に負けたんだ」
ほかでもないイタリア紙に掲載されただけに、また物議を醸すかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
