レースクイーンから大人のアイドルに！数奇な運命に翻弄される美女の恋愛観

2022年2月11日 5時3分

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東カレ厳選の麗しの美女を紹介する『金曜美女劇場』。

東京の夜のシーンに似合う艶やかな大人の女性たちを紹介していく。

▶前回：オトナの色香漂う女優が駆使する「男性の前でだけ使うテクニック」とは

相川友希さん、37歳。

大人らしい、上品な色香が漂う女性だ。

2005年から芸能活動を始めると、またたく間に「レースクイーン・オブ・ザ・イヤー」でグランプリを受賞。レースクイーンとして不動の地位を築いた。

その後は、アイドルグループSDN48のメンバーに転身。

解散後の現在は、特技のゴルフを生かし、ゴルフウェアの制作にも携わっているという友希さん。

一体、これまでどのような人生を歩んできたのだろうか。

まずは、芸能界に飛び込んだ経緯を詳しく聞いてみた。

ある日、突然「大人のアイドル」に……

レースクイーンで頂点に昇りつめる

彼女に転機が訪れたのは、21歳の時のこと。

幕張メッセで行われた日本最大級のゲームイベント「東京ゲームショウ」に遊びに行ったときに、芸能事務所のマネージャーからスカウトされたのだ。

当初は芸能界に興味が無かったが、熱心なアプローチを受けて挑戦してみようという気持ちが生まれる。

事務所に所属すると、すぐにレースクイーンとして仕事が決まったそうだ。

「レース会場は、大抵山奥にあるので、天気によって寒かったり暑かったりして体温調整が大変です。それに、陽の照り返しで驚くほど日焼けもしますので結構過酷です。でも、そんななか、ファンのみなさんが現場で私を歓迎してくれるのは、嬉しかったですね」

その後も順調にキャリアを積み上げていった彼女に、26歳の時に大きな転機が訪れる。

20歳以上の女性で構成されたアイドルグループ・SDN48に加入することが決まったのだ。

「当時は20代半ば。大人の私が、AKB48劇場に立つなんて自分でも信じられませんでした。しかも、歌もダンスも素人だったので、膨大な量の曲の振り付けなどを覚えるのが大変で……」

また、メンバーとの関わり方に悩んだ時期もあったそうだ。

メンバーは、仲間でもあるがライバルでもある。友希さんは争うことが苦手だったため、最初は戸惑ったという。

「アイドルは競争社会でしたが、私は競争が苦手で……。自分に今みたいに精神的余裕があったら、その状況も楽しめたのかなと思いますが、当時は必死だったので、つらいときもありました」

それでもAKB48劇場に立ったり、歌番組の収録に参加しているうちに、アイドルのお仕事にやりがいを見出した友希さん。

2012年のグループ解散後とともに、所属事務所を退社。

フリーランスでタレント業を始め、前述の通り特技のゴルフを生かしてゴルフウェアを作ったり、ライブ配信をしたりして活動を続ける。

現在は、一人暮らしをしていた都内から、実家のある千葉県茂原市に活動の拠点を移して芸能活動を続けている。

「これまで20代は、昼は芸能活動、夜は東京の街に繰り出す……という華やかな生活をしていました。でも今は、茂原市の実家で家族とのんびり暮らしています。

レースクイーンの頃からSDN48が解散するまで走りっぱなしの人生だったので、今の穏やかな生活は新鮮ですし、家族との時間もたくさん作れるので幸せですね」

そう言って穏やかに笑う。

数年前からは地元の茂原市の観光大使を務め、茂原七夕まつりをはじめとしたイベントのプロモーションにも関わっている。

今後もマイペースに働いていきたいという友希さんに、恋愛についても聞いてみた。

好きな人とは、トイレも一緒に行きたい！？

彼からのプロポーズを断った経験

まず、タイプの男性を聞いてみる。

「私もいい年齢なので、家族を大事にしてくれる人がいいなと思っています。あとは、ゴルフができる人だと嬉しいかな」

20代前半だったアイドルになる前に、大恋愛も経験したそうだ。

「数個上の真面目な会社員の男性とお付き合いしていたことがあります。一緒に食べ放題に行って、思う存分食べたり、海外旅行したりと青春していましたね」

彼からプロポーズもされたという。

しかし、その頃の友希さんは東京で生活する面白さを知り、華やかな世界で働き始めたばかり。

「彼と旅行に行った時、きれいな砂浜に英語で『結婚してください』と書かれていたんです。嬉しかったけれど、私はこれから本格的に芸能活動を頑張りたい時期だったので。

悩みましたが、恋愛より仕事を選びました。今でも彼とは友人です。『あの頃は私たちも若かったよね』って笑いながら言い合える関係です」

ちなみに好きな男性とは、できるだけ一緒にいたいタイプだそうだ。

「彼が許してくれるなら、トイレにもくっついていきたい（笑）。男性には尽くしたいタイプですが、家事は半々くらいで協力してくれるような人だと嬉しいです。何をしていても一緒に笑っていられるような人といつか家庭を作りたいです」

そう言って、照れながら笑う。