フィギュアスケート団体戦、男子SPで2位に入った宇野昌磨【写真:AP】

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欧州メディア「ここまでの我々のハイライトは? 明確にショウマ・ウノです」

 北京五輪は4日、フィギュアスケート団体戦が行われ、日本は4位につけた。男子ショートプログラム(SP)は宇野昌磨(トヨタ自動車)が自己ベスト105.46点で2位に。1位は111.71点のネイサン・チェン(米国)だったが、欧州メディアは宇野こそが「北京五輪のハイライト」と称賛している。

 開幕当日を盛り上げたフィギュア団体戦。男子SP終了後、ルーマニアのフロレンティナ・トーン記者が運営する専門メディア「インサイドスケーティング」公式ツイッターはこう分析した。

「2022年北京五輪、ここまでの我々のハイライトは? 明確にショウマ・ウノのスケートです。あまりにスムーズで、あまりに滑らかで、あまりに美しい。もともと彼は素晴らしいパフォーマーでしたが、このSPは依然として彼が凄まじいものを秘めていることを証明した。オーボエ協奏曲の全ての陰影と輝きを彼は全て引き出していた」

 すべてのジャンプを揃えたチェンではなく、宇野こそがハイライトと絶賛。演技終了後には「ショウマ・ウノという宝石」と芸術性を高く評価し、さらに「彼は美の空間を作り出した」と称賛していた同メディア。技術のみならず、宇野の圧倒的な表現力と芸術性が魅了した。

(THE ANSWER編集部)