権田修一

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20日、日本代表のGK権田修一が様々な選手の不在について熱弁を振るった。

今回、権田とともに参加する予定だった谷晃生は合宿2日前に負傷し、ワールドカップアジア最終予選への招集も見送られる予定になっている。また川島永嗣は新型コロナウイルス感染が伝えられていて、今回招集されるかどうか不透明な状態になっている。

また、守備ラインで言えばキャプテンの吉田麻也や右サイドバックの室屋成も負傷で招集できず、大切な2連戦の前に修正が求められている。

この事態に権田は「日本人には他にもGKがたくさんいる」という。「誰かがいないと勝てないチームじゃ勝てない」「日本人のサッカー選手全員の総合力で勝っていく」「吉田選手が今まで率先してやっていたことを、みんなが少しずつの力を出し合っていけば補完できるかもと思っている」と、
予定されていた15分の会見時間を4分間オーバーするほど熱弁を振るった。

本人はクラブハウスのピッチが使えたのが8日からしっかりトレーニングしていて「シンプルな動きのところは動ける」ので、あとは海外組と「感覚を合わせなければいけない」と言う。

権田は「最終予選はとにかく突破する目標のためだけに活動するもの」と明言。勝利への決意を語っていた。


【文:森雅史/日本蹴球合同会社】