市川染五郎演じる源義高
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 小栗旬主演の2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(1月9日スタート、NHK総合ほか)で源義高を演じる歌舞伎俳優、八代目市川染五郎の美しさが反響を呼んでいる。

 タイトルの「鎌倉殿」とは鎌倉幕府将軍のこと。本作は、鎌倉時代を舞台に、源頼朝(大泉洋)にすべてを学び武士の世を盤石にした二代執権・北条義時(小栗)が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかが描かれる。脚本は、大河では「新選組!」「真田丸」を手掛けた三谷幸喜。

 染五郎が演じるのは、頼朝のライバル・木曽義仲(青木崇高)の嫡男、源野義高。尊敬する父の命に従い、人質として鎌倉に。頼朝の愛娘・大姫(南沙良)の若きフィアンセとなり、政子(小池栄子)から温かく迎えられる。15日に同作の公式Twitterでビジュアルが公開されると、雅な佇まいが「美しすぎる」「まぶしい」と話題を呼んだ。

 染五郎にとって本作が初の大河。出演発表時には「演じさせていただく木曽義高の悲劇的なところにとてもひかれました。三谷さんがどのようなキャラクターに仕上げられるのかまだわかりませんが、視聴者の皆様に義高という人物の魅力をお伝えできるよう演じたいです」とコメントしていた。

 染五郎は七代目市川染五郎(現・十代目松本幸四郎)の長男として生まれ、4歳で初舞台を踏んだ。今年7月公開のアニメーション映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』では主演声優を担った。(編集部・石井百合子)