衝撃! ホンダ新型「ステップワゴン」 90年代デザインに逆戻り!? 6代目はカクカクボディ採用か

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初代や2代目ステップワゴンの面影ある?

 ホンダ新型「ステップワゴン」のティザーサイトが2021年12月10日にオープンし、6代目モデルに関する情報が発表されました。
 
 同時に新型ステップワゴンのデザインの一部も初公開。SNSでは早くも話題になっています。

6代目へとフルモデルチェンジして2022年春に発売されるホンダ新型「ステップワゴン

 新型ステップワゴンに関して、ツイッターでは「初代ステップワゴンを彷彿させるフォルム」「めっちゃ2代目みたいだけどシンプルで良い」など、初期の頃のステップワゴンに「原点回帰」しているといったコメントが見受けられます。

【画像】新型ステップワゴンは“箱型”強調で原点回帰!? 歴代モデルとの共通点は?(36枚)

 新型ステップワゴンはどのようなミニバンに進化するのでしょうか。

 初代ステップワゴンは1996年に登場。エンジンをクルマの前方にレイアウトするパッケージで、クラス最大級の広さを実現。

 この広さと使いやすさが子育て世代から支持され、ファミリーカーの新しい基準をつくりました。

 その後2001年に2代目、2005年に3代目、2009年に4代目、2015年に5代目へとモデルチェンジ。2021年に25周年を迎え、2022年に6代目がデビューします。

 今回ホンダが初公開した新型ステップワゴンの画像を見ると、全体の形状は初代や2代目のような角ばったスタイルになるようです。

 さらに、初代、2代目に採用されているような四角いヘッドランプや縦長のテールランプなども見て取れ、最新のモデルでありながら、歴代モデルの面影が感じられるデザインです。

 このあたりが原点回帰したと印象付ける部分だと思われますが、ヘッドライトに組み込まれたL字のクリアランスランプは流行りのシーケンシャルウインカー(流れるウインカー)としての役割を持たせるなど、先進的なアイテムも取り入れられました。

 ミドルサイズミニバンならではの広さを誇る室内空間は、シンプルかつ上質な雰囲気です。

 シフトレバーは「CR-V」などで採用例があるボタン式になるとともに、2021年9月に全面刷新した新型「シビック」と同じく、斬新なパンチングメタルのエアコンアウトレットが採用されます。

 2列目のキャプテンシートはオットマンを搭載し、高級ミニバン並みのアイテムも装備されました。

 ホンダの高級ミニバン「オデッセイ」が2021年12月をもって生産終了します。新型ステップワゴンはこのオデッセイの代わりとなるべく、ワンランク上の質感を備えているようです。

 なお、現行モデルで賛否両論あった「わくわくゲート」は、新型モデルでは装着されないともいわれていますが、今回公開された画像では明らかにされていません。

 ただし、内装の画像に写る3列目シートの座面は、現行モデルよりも厚みがあるように見えます。

 現行モデルの3列目シートは、わくわくゲートから乗り降りすることを考慮して床下に格納されるタイプでした。

 格納性に配慮し、厚みを抑えた座面を備えていましたが、わくわくゲート非採用といわれる新型モデルにおいては、他車のミニバンと同じように跳ね上げ式を採用する可能性もあるでしょう。

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 新型ステップワゴンでも、ガソリン車とハイブリッド車(e:HEV)が用意されます。

 また、カスタム仕様の「スパーダ」は従来から変わりませんが、今回新たに「Air(エア)」という仕様が設定されることになりました。

 新型ステップワゴンの発表・発売は2022年春を予定しています。

 それに先駆け、デザインを初公開するジャパンプレミアイベントが2022年1月7日にオンラインで開催されることになっています。