法人向け5Gスマホ「SoftBank DIGNO BX2」が登場!

ソフトバンクは27日、携帯電話サービス「SoftBank」の新商品として大容量バッテリー搭載で長時間使用できる5G(第5世代移動通信システム)対応の法人向けスマートフォン(スマホ)「DIGNO BX2(ディグノビーエックスツー)」(京セラ製)を発表しています。

発売時期は2021年11月下旬以降を予定しているとのことで、販売チャネルはSoftBankの法人窓口となっており、価格はオープンで、法人向けのレンタルサービスにも対応しています。なお、DIGNO BX2はSoftBankの法人向けスマホとしては初めて5Gの高速通信に対応した製品となります。


DIGNO BX2は京セラの「DIGNO」シリーズの最新機種で、SoftBankの法人向けとして投入された前機種「DIGNO BX」の後継機種となっており、新たに5Gに対応しました。これにより、大容量データなどをスムーズに送受信することが可能となっています。なお、企画から設計・開発・試験・製造・アフターサービスまでを一貫して日本国内で実施しているとのこと。

また引き続いて防水(IPX5およびIPX8)や防塵(IP6X)に加え、耐衝撃をはじめとする米国国防総省基準(MIL-STD-810H)の20項目にも準拠しており、さらにアルコールなどを含ませた布での拭き取り試験をクリアしているため、除菌シートなどで拭き取り清潔に使用することができます。


ディスプレイは画面上部中央に水滴型ノッチ(切り欠き)を配置したアスペクト比9:20の縦長な約6.1インチFHD+(1080×2400ドット)TFT液晶で、画面は2段強化ガラスと四隅のフレーム構造の強化によって割れにくくなっており、安心して使えるようになっているとのこと。

手袋を着けた状態や画面がぬれた状態でもディスプレイを操作することができるなど、ビジネスシーンで役立つ多彩な機能を搭載しています。ノッチ部分には約800万画素CMOS/広角レンズのフロントカメラを内蔵し、生体認証としてAIによる顔認証に対応しています。


また外像には傷や摩耗跡が目立ちにくいシボ加工を施されており、しっかりと手に収まるサイズで持ちやすいスリムなデザインとなっています。サイズは約156×72×8.9mm(突起部を除く)、質量は約168g、本体カラーはブラックの1色のみ。手ブレ補正に対応したリアカメラは約800万画素CMOS/広角レンズを搭載。

主な仕様はQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 480 5G Mobile Platform」(オクタコアCPU「2.0GHz×4+1.8GHz×4」)および4GB内蔵メモリー(RAM)、64GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大1TB)、4500mAhバッテリー、USB Type-C端子、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1、位置情報取得(GPS・GLONASS・QZSS・BeiDou・Galileo)、緊急速報メール、国際ローミング。

長時間の電池稼動を実現しており、連続通話時間は4G LTE(VoLTE)で約2470分、3Gで約1970分、2Gで約990分、連続待受時間は4G LTE・AXGPで約680時間、3Gで約710時間、2Gで約700時間。他の製品を充電できるバッテリーシェア機能に対応。ワイヤレス充電やワンセグ、おサイフケータイ(FeliCa)、指紋認証には非対応。


OSはAndroid 11をプリインストールしており、ビジネスの場で簡単かつ安全に活用できるようにGoogleが提供するプログラム「Android Enterprise Recommended」に対応し、定期的にセキュリティーパッチがアップデートされます。また通話終了後に直前の通話内容を音声データとして保存して後から聞き直すことができる「通話後録音」機能を搭載。

SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つのシングルSIMで、対応周波数帯は5G NR方式のn3およびn28、n77(3.4GHz・3.7GHz)、4G LTE方式のBand 1および2、3、4(AWS)、8、28、41、42、3G W-CDMA方式のBand IおよびII、IV、VIII、2G GSM方式の850および900、1800、1900MHz。テザリングの同時接続数は最大15台まで。

また従来機種よりもアップした振動強度のバイブ機能を搭載し、仕事用のカバンに入れたままでもはっきりとした振動で着信に気が付きやすく、大事な電話を逃しにくくなっています。便利なストラップホールも搭載。その他、別売のACアダプターと卓上ホルダーが用意されています。

【SoftBank DIGNO BX2の主な仕様】
通信方式こちらをご覧ください。
最大通信速度
(下り/上り)
5G網1.7Gbps/159Mbps
4G網525Mbps/46Mbps
サイズ(幅×高さ×厚さ)/重さ約72×156×8.9mm(突起部を除く)/約168g
連続通話時間/
連続待受時間
FDD-LTE網約2470分/約680時間
AXGP網−/約680時間
フルセグ/ワンセグ−/−
ディスプレイ約6.1インチFHD+(1080×2400ドット)
TFT液晶
カメラリア有効画素数約800万画素
フロント有効画素数約800万画素
防水/防塵IPX5、IPX8/IP6X
BluetoothVer. 5.1
おサイフケータイ
内蔵メモリー(RAM)4GB
内蔵ストレージ64GB
外部ストレージmicroSDXC(別売り)/最大1TB
CPU(クロック数/チップ)オクタコア(2.0GHz+1.8 GHz)/Snapdragon 480
電池容量4500mAh
Wi-Fi(対応規格、周波数)IEEE802.11a/b/g/n/ac(5GHz、2.4GHz)
OSAndroid 11
カラーブラック
製造京セラ




記事執筆:memn0ck


■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・DIGNO BX2 関連記事一覧 - S-MAX
・“ソフトバンク”、法人向け5Gスマホ「DIGNO BX2」を発売 | プレスリリース | ニュース | 企業・IR | ソフトバンク
・5G対応法人向けスマートフォン「DIGNO BX2」 ソフトバンクより登場 | ニュースリリース | ニュースルーム | 京セラ
・DIGNO BX2 | 法人向けスマートフォン | ソフトバンク
・製品TOP | DIGNO BX2 | 製品ラインアップ | ビジネス向けスマートフォン・携帯・業務用無線機 | 製品情報(法人のお客様) | 京セラ