アーセナル加入が決まった冨安を、キャンベル(右)は高く評価。(C)Getty Images

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 日本代表DF冨安健洋は、今夏にプレミアリーグアーセナルに加入することが決定した。この知らせを、OBは歓迎しているようだ。

 英メディア『talkSPORT』の生放送に出演した元イングランド代表であり、現役時代はアーセナルで守備の要として活躍したソル・キャンベル氏は、「将来性がある選手だと思う」と冨安の加入を高く評価していると述べた。

アーセナルは今夏、信じられないほど忙しかった。とてもいいことじゃないか、彼らは努力しているという証だ。ボローニャから来たタケヒロ・トミヤス、彼は優秀なDFで賢く、強そうだ。とても可能性を秘めたプレーヤーだと思っている。注目しているよ」
 
 また、補強について様々な意見が交わされている点については、「彼らは若い選手を獲得しており、将来を考えていることは明らかだ」と持論を展開した。

「即戦力を買うことと同時に、将来性、可能性を秘めた選手を獲得することは大切なことで、そうした方法で積み重ねていくことが、チームの補強につながると思う。即戦力を獲得して瞬間的な成功を収め続けることよりも、よっぽど効果的だ。フロントはバランスをとっていくべきだと思う。今夏はよくやったと言えるだろう」

 22歳の若武者は、レジェンドOBの期待に応えることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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