ミランTD、ジルー獲得間近であることを認める「経験豊富な選手が必要」

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 ミランのテクニカルディレクター(TD)を務める元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏が、チェルシーに所属するフランス代表FWオリヴィエ・ジルーの獲得に近づいていることを明かした。14日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 ミランは200万ユーロ(約2億6000万円)の移籍金でチェルシーと合意に達している模様で、ジルーは15日にミラノに到着し、翌16日にメディカルチェックを受けた後に、正式発表となることが報じられている。

 そんな中、ミランのマルディーニTDは「オリヴィエ・ジルーは明日到着する予定だ」と報道が事実であることを明かしつつ、同選手を獲得する理由についても次のように明かした。

「オリヴィエはチャンピオンだ。彼はフランス代表でもチェルシーでも素晴らしいことを成し遂げた。彼はとても信頼できる選手だ。私たちはセリエAで最年少のチームであるため、より経験豊富な選手を必要としていた」

 現在34歳のジルーは2018年1月にアーセナルからチェルシーに加入し、公式戦通算119試合の出場で39ゴール14アシストを記録。フランス代表としてはこれまで110試合に出場し、46ゴール13アシストを記録している。チェルシーとの契約満了を迎える予定だった今年6月には1年の契約延長を発表されていたが、それはフリー移籍を避けるためのものだった模様で、ミランへの移籍が間近となっている。