元日本代表FW宮市亮が横浜FMに加入決定! 初のJリーグ挑戦、背番号は「17」

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横浜F・マリノスは5日、元日本代表FW宮市亮(28)の完全移籍加入を発表した。背番号は「17」。

なお、宮市は帰国後の14日間の隔離期間を終え、5日からチームに合流するとのことだ。

宮市は中京大中京高校から、Jリーグを経ずに2011年1月にアーセナルへと入団。しかし、選手層の厚いアーセナルではなかなか出場機会がなく、フェイエノールトやボルトン、ウィガン、トゥベンテとレンタル移籍を繰り返した。なお、アーセナルでは通算で7試合の出場に終わっていた。

2015年7月には心機一転、ザンクト・パウリへと完全移籍。しかし、ここで待ち受けたのは度重なる負傷だった。ザンクト・パウリ加入後に左ヒザ前十字じん帯を断裂。2017年6月には右ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負うなど、ヒザを何度も負傷。2019-20シーズンはケガなく開幕を迎え、レギュラーとしてプレー。ブンデスリーガ2部で29試合に出場し1ゴール7アシストを記録した。

しかし、昨年5月にヒザに違和感を覚えると、その後は復帰に向けてトレーニングを重ねるがシーズンのほとんどを欠場。第33節のハノーファー戦で復帰を果たすも、契約満了で退団となっていた。

宮市はブンデスリーガ2部で77試合に出場し8ゴール9アシストを記録。エールディビジで22試合3ゴール5アシスト、プレミアリーグでも17試合で2アシストを記録していた。

自身初となるJリーグでのプレーに、宮市はクラブを通じてコメントしている。

横浜F・マリノスに加入することになりました宮市亮です。横浜F・マリノスという日本サッカーを創世紀から牽引してきたトップクラブで日本でのチャレンジができることを嬉しく思います」

「1日でも早くピッチに立ち、国内タイトル、そしてACL 出場権獲得に向けて全力で戦い、チームとファン・サポーターの方々に宮市を取って良かったと思ってもらえるように頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします」

なお、宮市は8月6日の明治安田生命J1リーグ第6節のガンバ大阪戦から出場可能予定となる。