大会史上最年少優勝を成し遂げた笹生優花【写真:AP】

写真拡大

サイン入りグラブを少女にプレゼント、米ファン「大好きだ」

 女子ゴルフの海外メジャー、全米女子オープンは6日(日本時間7日)、笹生優花(ICTSI)が畑岡奈紗(アビームコンサルティング)とのプレーオフを制し、大会史上最年少優勝を成し遂げた。快挙前、コースの外で見せた丁寧なファン対応も注目を集めている。少女にサイン入りグラブをプレゼントする実際の映像を米ゴルフ団体が公開。現地ファンから「なんてクール」と反響が集まっている。

 粋なプレゼントだ。笹生はピンクのセーターを着た少女と対面。左手にグラブをはめると、「名前は?」と聞きながらサインをし始めた。「リサです」と答える少女に、しゃがみこんだ笹生は「ゴルフやるの? 上手?」と優しく話しかけている。サインを終えると立ち上ってグラブをプレゼント。満面の笑みを浮かべたリサちゃんとハグし「すぐに会えることを楽しみにしているよ」と声をかけた。心温まるシーンだ。

 実際の映像を、LPGAとUSGAが運営し米国の女の子にゴルフの体験を提供する非営利団体「LPGA・USGAガールズゴルフ」の公式ツイッターが、笹生の最終日のラウンド前に公開。文面に「幼いリサはこのことをずっと覚えているでしょう」と記した。

 この投稿に、米ファンからは「このポジティブさが優勝に繋がったんだね」「超素敵だ」「リサがいつか素晴らしいゴルファーになれますように」「アメージング」「なんてクール」「大好きだ」と称賛のコメントが寄せられている。(THE ANSWER編集部)