若きラングドン教授を演じるアシュリー・ズーカーマン
 - Paul Archuleta / FilmMagic / Getty Images

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 ダン・ブラウンのベストセラー小説をトム・ハンクス主演で映画化し、世界中で大ヒットを記録した『天使と悪魔』『ダ・ヴィンチ・コード』『インフェルノ』。ロバート・ラングドン教授を主人公とする人気シリーズだが、映画化が実現しなかった第3弾小説の「ロスト・シンボル」が、「ダン・ブラウンズ・ザ・ロスト・シンボル(原題) / Dan Brown's The Lost Symbol」としてドラマ化。これまでのイメージを払拭する、若い、新生ラングドン教授の姿が見られる予告編が公開された。

 「ダ・ヴィンチ・コード」に続くシリーズ第3弾として発表され、一時は映画化も予定されたが、変わりに第4弾の「インフェルノ」がされたため、映像化が幻となっていた「ロスト・シンボル」。ワシントンD.C.を舞台に、アシュリー・ズーカーマン演じるラングドン教授が、フリーメイソンをめぐる謎を追う12時間の活躍が描かれている。共演は、『ブレア・ウィッチ』のヴァロリー・カリーをはじめ、スマリー・モンタノ、リック・ゴンザレスなど。NBC Universalが新たに開始したストリーミングサービスのPeacockオリジナル作品で、ダン・ブラウンやロン・ハワードも製作総指揮に名を連ねている。

 シンボルの歴史的な使われ方を学生に講義しているラングドン教授の様子から始まる予告編では、友人ピーターの秘書から依頼を受けた講演のため、ワシントンD.C.にあるアメリカ合衆国議会議事堂に向かったラングドン教授が、さっそく事件に巻き込まれ謎に挑む様子。一方、ピーターの妹キャサリンが別の場所で別の事件に巻き込まれている様子がそれぞれ描かれ、最後は全身がタトゥーだらけの謎の男性の後ろ姿で締めくくられている。

 なお、エピソード数や配信開始日についてはまだ発表されておらず、日本でのリリースも未定だ。(編集部・浅野麗)