過激な描写ゆえに日本では未発売となっている、世界的な格闘ゲームを映画化

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過激な描写ゆえに日本では未発売となっている、世界的な格闘ゲームを映画化
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世界的な人気を誇り、過激な描写ゆえに日本では未発売となっている格闘ゲームを映画化する「モータルコンバット」の予告編と日本版ポスタービジュアルがお披露目された。映像では、真田広之演じる伝説の忍者であり歴代最強の戦士ハサシ・ハンゾウ(スコーピオン)が見せる、スタイリッシュなアクションがたっぷりとおさめられている。

社会現象を巻き起こし、世界で最も売れた格闘ゲームのひとつでありながら、激しいバトルと、相手にトドメを刺すシリーズ定番描写“フェイタリティ”の残虐さを理由に、日本では未発売となっているゲームシリーズ「モータルコンバット」。映画版では、360度で展開する超絶アクションと、残虐なトドメ技“フェイタリティ”の描写をちりばめ、地球で選ばれた最強の戦士たちが、血沸き肉躍る戦い“モータルコンバット”に挑み、魔界の刺客たちから世界を守る姿を描く。ルイス・タンをはじめ、ジェシカ・マクナミー、ジョシュ・ローソン、浅野忠信、真田、メッカド・ブルックス、ルディ・リン、チン・ハン、ジョー・タスリム、シシ・ストリンガーらが顔をそろえている。

胸にドラゴンの形をしたアザを持つ総合格闘技の選手コール・ヤング(タン)は、自らの生い立ちを知らぬまま、お金のために戦う日々を送っていた。ある日、魔界の皇帝シャン・ツン(チン)がコールを倒すために放った最強の刺客サブ・ゼロ(タスリム)に命を狙われる。コールは、特殊部隊の少佐ジャックス(ブルックス)に言われるがままに、同じく特殊部隊所属の女性戦士ソニア・ブレイド(マクナミー)と合流し、地球の守護者ライデン(浅野)の寺院を訪れる。そこでコールは、太古から続く、世界の命運をかけた格闘トーナメント“モータルコンバット”の存在と、自身が魔界の敵たちと戦うために選ばれた戦士であるという驚愕の事実を知る。

予告編では、黒装束の暗殺者たちを返り討ちにする、ハンゾウの超絶アクションを活写。さらに「殺せ!」と言い放つシャン・ツン、奥義を極めて炎を操るリュウ・カン(リン)らおなじみのキャラクターが続々と登場する。映像は、氷を操る最強の刺客であり、残酷無慈悲な殺戮マシンであるサブ・ゼロを、スコーピオンが迎え撃つシーンで締めくくられ、“禁断の死闘”が垣間見える。ポスターは、スコーピオンとサブ・ゼロが背中合わせになった構図が印象的で、おなじみのキャラクターたちが勢ぞろいしている。

本作は4月23日に全米で公開されると、興行収入2250万ドルというオープニング成績を記録し、興収ランキングで第1位となった。米バラエティによると、新型コロナウイルス感染拡大以降に公開された作品としては、「ゴジラvsコング」(3月31日公開/3100万ドル)に次ぐ第2位、R指定映画としては第1位を獲得した。

「モータルコンバット」は6月18日に全国で公開される。R15+指定。