こんな“どストライク”なエコバッグがあったとは。「HERALBONY」の個性的なアイテムがかわいすぎました

写真拡大 (全6枚)

プラスチックバッグの有料化が始まってから、早くももう半年以上。エコバッグを持ち歩くのも当たり前になりましたよね。

しかし、なかなか「かわいい!」と思えるエコバッグに出会えることは少ないのではないでしょうか?

そこで今回は、個性的なデザインに心を打たれる「HERALBONY」のエコバッグをご紹介します。

HERALBONYって?



@556made_life / Instagram

HERALBONY(ヘラルボニー)とは、障害を可能性として捉え、その「異彩」をアートとして送り届けるブランド。日本全国の福祉施設に所属するアーティストと共に、福祉を起点とした新たな文化の創造をモットーとしています。

HERALBONYは、自閉症と知的障害のある代表の兄が、7歳の時に自由帳に記した言葉なんだそう。このブランド名には、「一見意味がないと思われる想いを、企画して世の中に価値として創出したい」という深い意味が込められているんだとか。衝動のままに表現した芸術作品を扱うブランドだからこその想いが素敵ですよね。

個性豊かなエコバッグたちに心惹かれる

ワープロ / 八重樫道代



@_renalemon / Instagram

こちらは、アートをかばんの中に入れて持ち歩ける「ART ECO BAG(税込2420円)」。作品ごとに詳細をご紹介します。

鮮やかな色が様々な方向に交わりを見せるこちらの「ワープロ」は、八重樫道代さんの作品。膨大な色のブラシマーカーを使用し、躍動に満ちた色彩感が特徴です。幼い頃は塗り絵が好きだったそうですが、自分の絵を描き始めた19歳の時以来、オリジナリティあふれる色彩と構成からなる作品を生み出していったんだとか。

アーティストさんたちの背景まで知り、その作品に込められた想いを考えることも楽しみの1つですよね。

数学 / 小林覚



@light_fondue / Instagram

幾何学的という言葉では表現できない不思議な形に愛着が沸くこちらは、小林覚さんの「数学」という作品。作者は音楽や散歩が好きで、養護学校在学中に日記も作文もすべての文字を独特の形にアレンジして書くようになったほど、造形表現に長けているんだそう。

学校の先生がそのオリジナルの文字を個性として認めたことで彼の作品が生み出され、アートとして喜ばれているというエピソードも素敵です。

無題(葉っぱ) / 土屋康一



@msk_stm / Instagram

串に団子が刺さったようなこちらの作品は「無題(葉っぱ)」と呼ばれる土屋康一さんのもの。緑をベースとした鮮やかな色彩を使用しながらも、丸を整列させた作風に、どこか柔らかさや優しさが感じられますよね。

近年では新築家具のふすまや、美容室や児童施設の壁画を担当するなど、人気のアーティストなんだそうです。

常に持ち歩けるもう一つのアイテム



@mayuka_ide / Instagram

アートを持ち歩けるアイテムはエコバッグのほかに、「ART HANDKERCHIEF(税込2750円)」もあるんです。スカーフのように、アクセントとなるファッションアイテムとしても使用できますよ。

こちらは、高橋南さんの「風のロンド」という作品。クーピーペンシルやクレヨンを塗り重ねることで作り上げられており、一見激しそうに見える作品です。しかし、彼女の制作態度は穏やかで、実は色同士が交じり合うことなくそれぞれの色彩を残しているんだそう。その不思議な作風に心惹かれますよね。

唯一無二のエコバッグに心打たれた

HERALBONYには、エコバッグには収まらない魅力的なアートが展開されています。

他にも様々な作品を施したアイテムが揃っているので、ぜひチェックしてみて下さいね。

公式サイトはこちらから