出典:「第34回 第一生命サラリーマン川柳コンクー ル」

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第一生命は27日、第34回「第一生命サラリーマン川柳コンクール」の優秀100句を発表した。3月19日まで投票を受け付け、5月下旬にベスト10を発表する。

職場や家庭にまつわる悲哀を詠んだ句で恒例の「サラリーマン川柳」。コロナ禍でのサラリーマン川柳には、2000年以降で過去最多となる応募総数6万2,542句が寄せられた。“with コロナ時代”の暮らしをユニークに詠んだ作品が目白押しとなっており、感染拡大防止の観点から加速する「テレワーク」をテーマに詠んだ作品が多数。「テレワーク 気付いた会社の イスの良さ」「リモートの 上司の指示は 現場見ろ!」など、突然の働き方の変化に戸惑いつつも、奮闘するサラリーマンの想いを詠んだ句が数多く入選した。

サラリーマン川柳では定番のテーマとなっている「健康」については、外出自粛による運動不足により自身の健康を省みるサラリーマンが急増。特に、「体重増! リモート会議で あなた誰!?」「出勤が 運動だったと 気付く腹」といった体重の増加を詠んだ句が多く寄せられた。

また、マスクを着用することは当たり前となった日常のあるあるをユニークに詠んだ川柳も多数。「お父さん マスクも会話も よくずれる」「マスクでは 防ぎきれない 妻のグチ」といったマスク文化の到来が感じられる句が選ばれた。このほか、テレワーク推進に伴いハンコ出社も不要となりつつある中で、会社での役割がなくなってしまうことへの不安を詠んだ「ハンコ不要 出社も不要 次はオレ?」といった句も入選した。

第一生命のホームページや「健康第一」アプリでは、1月27日から3月19日まで投票を受付。100句の中から選ばれたベスト10は5月下旬に発表となる。

出典:「第34回 第一生命サラリーマン川柳コンクー ル」