2019年の女子W杯に出場した横山(左)と宝田(右)。写真:早草紀子

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 アメリカの女子プロサッカーリーグ(NWSL)は現地時間1月13日、ドラフト会議を開催。なでしこジャパンのFW横山久美が所属するワシントン・スピリットは、全体2位でトリニティ・ロッドマンを指名した。

 18歳のFWトリニティ・ロッドマンはワシントン州立大1年生。18歳でのドラフト指名は史上最年少の快挙。今年はコロナ禍でアメリカの大学女子サッカーの試合は春まで延期。公式戦に1試合も出場せずにプロ入りとなった。

 しかし実績は十分。各年代のアメリカ女子代表に招集され、昨年行なわれたU-20北中米カリブ海選手権では6試合に出場し、9ゴールを記録。同国を優勝に導いた有望株のストライカーだ。

 また父親はNBAのスター選手、デニス・ロッドマン氏。トリニティはその遺伝子を引き継ぐようなパワフルなプレーが魅力の選手だという。

【動画】トリニティ・ロッドマンはどんな選手?母親とドラフト指名を祝う歓喜の瞬間!

 そんなトリニティ・ロッドマンを獲得したワシントン・スピリットは昨年末にセレッソ大阪堺レディースから、2019年の女子ワールドカップでなでしこジャパンに追加招集されていた、21歳のFW宝田沙織も獲得している。

 2019年12月から同チームに所属するFW横山久美とともに熾烈なポジション争いとなりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部