1918(大正7)年、富山県の貧しい漁師町で起こった「米騒動」。日本の女性が初めて起こした市民運動ともいえる出来事で活躍した女性たちにスポットを当てた“大痛快”エンタテインメントが誕生する。



主演は『八日目の蝉』で日本アカデミー賞最優秀女優賞を受賞した女優・井上真央。夏木マリ、鈴木砂羽などの女優陣に加え、室井滋、立川志の輔、柴田理恵など富山出身キャストも多数出演。監督も富山出身、『超高速!参勤交代』の本木克英。主題歌は、米米CLUBが担当。日々の暮らしを守るため、井戸端から沸き上がった女性たちの声が社会を大きく変えていく【笑いあり!涙あり!】の実話。新年の幕開けにふさわしい1本だ。

このたび、新たなキャラクター写真が解禁された。中尾暢樹、工藤遥、吉本実憂の若手注目俳優たちが、映画の舞台の大正時代衣装に身を包んだ姿が切り取られている。劇中で、中尾は富山の騒動の真実を記事にするため大阪から来た若手新聞記者・一ノ瀬実役、工藤は、裕福な家柄で私塾の先生・池田雪役、吉本は、主人公いと(井上真央)ら仲仕を束ねている親分の妾・ヒサ役で出演。それぞれの役柄に合わせた3者3様の衣装になっている。

併せてコメント映像も到着、中尾は「女性が世の中をこんなに変えるということの強さというものが、現代にも通じるものがあると思うので、たくさんの方が勇気づけられて頑張れる、という気持ちなってくれたら嬉しいです」と作品に魅力を語り、工藤は「“おかか”たちのたくましさ、力強さを中心に描かれているお話の中で、先生という立場でもあるので、子どもたちに親身になって『あなたたちのおかあさんたちはすごいんだよ、格好いいんだよ』ということを伝えていく役割だったのかなと思うと、なるべく近寄って演じていければいいかなと思って現場にいました」、吉本は「三日間くらいの撮影で、途中から撮影に入ると緊張するなというのがあるのですが、アットホームで入りやすい雰囲気でした。井上さんとの再会するシーンがあったのですが、距離感がどんな感じなんだろうと思っていたのですが、井上さんの第一声を聴いた時から、こういう関係性でいいんだというのが、自分の中でまとまったので凄く助かりました」と、撮影現場を振り返った。

若手俳優陣は、“おかか”たちをとりまくキャラクターとしてどのように本作を盛り立てているのか、劇場で確かめてほしい。『大コメ騒動』は、富山県にて先行公開中、1月8日(金)より全国公開される。

■映画『大コメ騒動』

1月8日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
※富山県にて先行公開中
配給:ラビットハウス、エレファントハウス
出演:井上真央、室井滋、夏木マリ、立川志の輔、左時枝、柴田理恵、鈴木砂羽、西村まさ彦、内浦純一、石橋蓮司、中尾暢樹、工藤遥、吉本実憂

(C)2021「大コメ騒動」製作委員会