先週末発売された新聞「サンデータイムズ」のインタビューに答えたダイアナ元妃の弟のチャールズ・スペンサー伯爵。父エドワード・ジョン・スペンサー伯爵と母フランシスの離婚がダイアナ元妃とチャールズにとって大きなトラウマになったと語っている。

「ダイアナと私には年の離れた姉たちがいたが、当時家を離れて寄宿学校にいた。だからダイアナと私は両親の離婚を一緒に経験し、それについていろいろ話をした」とチャールズ。「私たちの父は静かで常に私たちに愛情を注いでくれた。でも母は母親になるのに適していない人だった。それは彼女の過ちというわけではなく、それができない人だった」「母は家から出ていくために荷造りをしているとき、ダイアナに『会いに戻ってくる』と約束していた。ダイアナはよく玄関のところで母が戻ってくるのを待っていた。でも母は一度も帰ってこなかった」。両親の離婚が「ダイアナには過酷な経験だった」と話している。

チャールズ自身にとっても大きなトラウマに。「過去20年に渡ってセラピーを受けたり、やめたりを繰り返していた」という。「不幸な子ども時代を振り返ることはつらくでひどい経験だったが、結果として気持ちを浄化できた」とも。

ダイアナ元妃が存命であれば来年で60歳。ケンジントン宮殿の庭園に銅像を建立することも発表されている。元妃に改めて注目が集まる年になりそう。