俳優の赤楚衛二が、テレビ東京の新木ドラ25枠『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(10月スタート 毎週木曜 25:00〜)で、連続ドラマで初の単独主演を務めることが4日、明らかになった。劇団EXILEの町田啓太が共演する。

左から赤楚衛二、町田啓太


同作はガンガンpixivで連載中の豊田悠による同名コミックの実写化作。「チェリまほ」の愛称で親しまれており、全国書店員が選んだおすすめ BL コミック第1位(2019年)に輝いている。童貞のまま30歳を迎えたことにより、「触れた人の心が読める魔法」を手に入れた冴えない30歳のサラリーマン・安達清(赤楚)は、社内随一のイケメンで仕事もデキる同期・黒沢優一(町田)に触れ、自分への恋心を聞いてしまう。初めて誰かから寄せられる好意に戸惑う安達と、クールなポーカーフェイスの裏で安達への恋心が爆発している黒沢の関係が「心の声」を通して時に繊細に、時にコミカルに紡がれていく。

脚本は、ドラマ『花のち晴れ〜花男Next Season〜』や映画『ヒロイン失格』『センセイ君主』など数々のラブコメ作品を手掛ける吉田恵里香、監督は映画『帝一の國』『恋は雨上がりのように』など数々のヒット作品で監督助手・スピンオフ監督を務め、『チア男子!!』で長編デビューを飾った風間太樹が務める。同作は店舗とネット配信を融合した月額定額サービス「TSUTAYAプレミアム」での配信も決定している。

○赤楚衛二 コメント

安達清を演じさせて頂く事になりました。はじめに台本を読ませていただいた時、魔法が使える事によって織りなす恋愛模様がとても斬新で、面白くこれからどうなるんだろうと凄く惹き込まれました。そして魔法が使える事で葛藤する安達、その魔法によって心の声が安達にダダ漏れしてしまう鄢沢が愛おしくなりました。

僕自身、今回の作品で改めて「人と向き合う大切さ」を感じました。

皆様に楽しんで頂けますよう全力で安達を演じ、キャスト、スタッフの皆様と一緒に最高の「チェリまほ」をお届けしたいです。お楽しみ下さいませ。

○町田啓太 コメント

原作を読んだ時、ユーモラスな展開に笑い、登場人物たちの尊さに心が温かくなりました。

安達のように「心の声が聞こえる魔法」にかからなくても、大切に想う人が、何を考えているのだろうか。と心の声に耳を澄ましてみると、本当に分かることもあるのではないかと思います。

それは心から「本音」で向き合おうとするからなんだろうな。と改めて大切なことに気付かされました。

この作品を通して、本音が分かってしまうという面白味と、心と心が繋がろうとする温度を感じて頂けるように励んでいきたいと思います。

是非楽しみにしていてください!

○原作:豊田悠 コメント

自分の漫画がこんな豪華なキャストさんでドラマ化されるなんて本当に夢のようです。

チェリまほは、最初twitterに投稿したたった4Pの漫画を読んだ皆さんが拡散して、安達と黒沢達の恋をまるで実在する人達のように応援して下さったからここまでこれたと思います。

ドラマの安達と鄢沢達の行く先も是非リアルタイムで応援していただけると嬉しいです!

○プロデューサー:本間かなみ(テレビ東京) コメント

なかなかインパクトのあるタイトルですが、恋心の原点である“人が人を想うこと”をピュアに描いた作品です。好きな人と目が合った、話ができた、笑ってくれた、そんな些細なことで、胸が高鳴っていた瞬間を思い出すような赤楚さん演じる安達と、町田さん演じる黒沢の関係は、トキメキ感満載です!

楽しく笑えて、時に癒され、時にキュンキュンする...そんな風にみなさんの木曜を彩れるものにしたいと思っています。

恋の形も、恋をするもしないも、恋愛との関わり方は自由だけれど、誰かと心が通うことはいつだって尊く愛おしいものです。そんな"人との繋がりの愛おしさ"を多くの人が改めて実感している今に送る、「心を読める魔法」を通して描く"心の繋がり"が生むラブコメドラマ、ぜひご期待ください。





(C)豊田悠/SQUARE ENIX・「30 歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」製作委員会 (C)Yuu Toyota/SQUARE ENIX