店頭に行けない!「コロナ禍のコスメ選び」の方法に各社の取り組み

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コロナ渦の中、なかなか百貨店やショップに足を運べず、「このブランドのコスメが気になっているけど、実際にみていないので、自分に合う色がわからない」そんな悩みを持つ人も多いはず。

そんな中、各社オンラインなどでの「コスメ選び」といった取り組みがされています。今回はその中でも4社をピックアップしてご紹介します。

株式会社コーセーは現役美容部員が自社通販サイト上でメイクアップ、スキンケアを紹介

人気ブランド「コスメデコルテ」や「エスプリーク」、「ヴィセ」、「雪肌精」などを持つコーセーでは、総合美容情報サイト「Maison KOSÉ(メゾンコーセー)」にて、年齢、肌質、顔立ち…自分に似た身近なプロをお手本に、オンライン上で最適なコスメを見つけるサービスを開始しています。これは化粧品業界初だそうです。店頭に立つ現役の美容部員のメイク画像、スキンケアアイテムの紹介画像を見ることが可能です。

出典: Maison KOSÉ(メゾンコーセー)

各美容部員の特徴として、「年代(20代、30代、40代、50代、60代)」や「肌質(普通肌、乾燥肌、脂性肌、混合肌、敏感肌)」「肌色(ブルーベース、イエローベース)」や「まぶたのタイプ(一重、二重、奥二重)の情報が記載されており、サイトに訪れた顧客は自分の肌の特徴や顔立ちにあった美容部員のメイク投稿を参考に商品を選ぶことができます。

出典: Maison KOSÉ(メゾンコーセー)

また、スキンケアアイテムでも、美容のプロである美容部員が専門知識や商品に関する深い理解のもと、それぞれの肌質に合った商品の使用感やポイントをレビューすることで商品選択の参考となる情報を提供しています。

Maison KOSÉ(メゾンコーセー)
https://maison.kose.co.jp/
スタッフコンテンツページ
https://maison.kose.co.jp/staff/contents/

POLAではZOOMでオンラインカウンセリングを開始

POLAでは新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」にて、6月から首都圏を中心に250のポーラショップでweb会議ツール「zoom」を活用したオンラインカウンセリングを開始しています。

オンラインカウンセリングは事前予約制の約30分。お客様の肌やライフスタイルの悩みや理想の肌などをカウンセリングし、季節に合わせたお手入れやすぐに実践できるスキンケアやメーク、インナーケア、生活習慣などトータルに美容アドバイスをしてくれ、必要に応じてアイテムを紹介してくれるそうです。

現在は、家で出来るお手入れやセルフマッサージ、メークの基本を知るためのレッスンなども実施されていて、今後は2020年9月までに全国1,000店舗導入を目標としているそうです。

https://net.pola.co.jp/ec/staffrecommend/index.html

キャンメイク 3D AR(拡張現実)を利用したバーチャルメイク

出典: キャンメイク

キャンメイクでは写真をアップロードしたり、カメラで顔を映して、アイテムを試すことができます。
自分にあった色がわかり、そのままオンラインストアもあるので購入も可能です。

出典: キャンメイク

https://www.canmake.com/makeup-simulation/

フラコラは消費者向けにオンライン発表会を開催

原液美容液で話題のフラコラは、一般消費者向けにオンラインで新製品発表会を開催しました。

出典: 協和

商品の使い心地や効果等を実際には伝えづらい環境ですので、参加者には事前に新商品を送付し、イベント開催時に手に取って使用できるように工夫もされました。側面新製品発表会というと、メディアや雑誌社が参加するイメージですが、消費者向けというのは新しい試みです。

出典: 協和

新製品の「ゴールデンVC原液」は、日本初上陸の純度100%で、超浸透×2度働く、効率の良いビタミンC。ビタミンCはおなじみの成分ですが、乾燥や刺激を感じやすくなってしまい、使い続けるのが難しいという方も多いのが事実。新技術によってお肌への負担を少なくし、さらに高浸透※角質層までという、大人のお肌にとてもうれしい製品です。新技術や、一般のビタミンCとはどう違うのかがわかるので、オンラインで新製品について詳しく説明いただくのは、選ぶ私たちも安心&使ってみたくなりますよね。

https://www.fracora.com/

今後も、「実際に使わないと伝わらない製品のよさをオンラインでアピールする手法」が一般化しそうですね。

店頭に行けない!「コロナ禍のコスメ選び」の方法に各社の取り組みはWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

WWO編集部