講談師の神田伯山と妻の古舘理沙氏が3日、都内ホテルで行われた「第57回ギャラクシー賞」贈賞式(主催:放送批評懇談会)に出席した。

神田伯山と妻の古舘理沙氏


YouTubeチャンネル『神田伯山ティービィー』がテレビ部門のフロンティア賞を受賞し、伯山と、裏方として支える妻の理沙氏が登壇。伯山は「この賞をいただいてから妻の機嫌が非常にいいです。本当にとれてよかったなと思っています」と笑いを誘った。

そして、「私は表方の人間で、裏方の人間を妻がやってくれているんですけど、なかなか栄誉にならない。どうしても表の人間ばかりが目立ってしまう。彼女の頑張りがなければ間違いなく僕はこの状況にはなっていないと確信があります」と妻に感謝。「自分の賞よりも妻の賞のほうがうれしいんだなと思っております」と話し、「今後、太田(光)夫妻と(立川)志らく夫妻を見習って頑張っていこうかなと思っています。『グッとラック!』」とユーモアたっぷりに語った。

一方の理沙氏は、「最初に受賞のご連絡をいただいたときに、まさかYouTubeのチャンネルで受賞できると思っていなかったので、非常に光栄に思いました」と喜びを述べ、「私や伯山の力ではどうにもならない。スタッフのみなさまや、快く出演してくださった爆笑問題さんをはじめ、寄せ芸人の関係者の方々にも御礼を申し上げます」と感謝。「今後も講談や寄席演芸の魅力を広い世界に発信していきたいと思っていますので、われわれに賞をあげてよかったなと思っていただけるようにこれからも精進して参ります」と誓った。