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DRONE FUND(以下、ドローンファンド)はドローンによる杭打ちソリューションを開発するイスラエルのCivdrone(シヴドローン)へ、DRONE FUND 2号(正式名称:千葉道場ドローン部 2 号投資事業有限責任組合)より出資を行ったことを発表した。

●マーキング/杭打ち作業の自動化で5倍の生産性を達成
シヴドローンは建設・土木現場におけるマーキング/杭打ち作業を代替することのできるドローン・ソリューションを開発している。シヴドローンのドローン・ソリューションは、GPSを用いることでアスファルトを含む建設・土木現場の地面に対し、1〜2cmの精度でマーキング用の杭を打ち込むことができる。これらのマーキングプロセスの自動化によって、建設会社は生産性や品質の向上、現場での事故の減少、工期の大幅な短縮が可能。従来の方法と比べて5倍の生産性を達成しているという。


現在、このワンストップでのサービスは、米国、ヨーロッパ、日本の顧客に導入が進んでおり、アジア圏でのさらなる成長も見込まれている。また、さらに多くの顧客価値を提供するべく、作業用ドローン・ソリューションとの連携も可能なシステムの開発も行っている。詳細はドローンファンドが独自に実施したトムCEOへのインタビュー記事で確認できる。

DRONE FUNDは「人手の足りない建設・土木現場の生産性と安全性をいかに高めていくことができるか、という観点から、ドローンファンドはシヴドローンへの投資を決定いたしました。今後も「ドローン・エアモビリティ前提社会」の実現に向けて、ドローンの現場作業の効率化に貢献することのできるテクノロジー、ソリューションへの投資を加速してまいります。」とコメントしている。

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(山田 航也)