乃木坂46時間TV (C)ABEMA

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6月19日(金)夜7時〜21日(日)午後5時までの46時間にわたってABEMAにて放送される『乃木坂46時間TV』。2年ぶりとなるこの番組に多くのファンたちが盛り上がり、Twitterでも関連ワードが続々とトレンド入りしている。今回、そんな46時間TVを雑誌やweb媒体でアイドル記事を数多く執筆するライターの左藤豊が最速レポート!

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2年ぶり4回目となる『乃木坂46時間TV』(ABEMA SPECIAL 2チャンネル)が6月19日(金)19時より放送開始。『はなれてたって、ぼくらはいっしょ!』と題した今回は、ソーシャルディスタンスに配慮しつつ、MCと1〜2人のメンバー以外は個別ブースから遠隔で随時トークに参加するスタイルで放送が行なわれています。

まず、1日目の放送において大きなインパクトを残したのは久保史緒里ではないでしょうか?

オープニングコーナーの直後、尺をつなぐための「2ショットトーク」コーナーに呼ばれた久保と北野日奈子。期を超えて仲良しという2人はハイテンションでトークを始めたかと思いきや、久保が「私もともと休業して、(中略)悩んでいたときに日奈子さんに『悩んでいます』と打ち明けたら、日奈子さんが『でも私はしーちゃん(久保)と一緒に活動したい』って言ってくださったから今の私があるんですよ。そこで私は『日奈子さんがいるから戻れる』と思って戻ってきた」と休業復帰を決断するきっかけとなったエピソード告白し、北野も「日奈子もしーちゃんの存在がすごく大きいから……ありがとね……」と答え、2人そろって号泣する事態に!

いやこれ、まだ番組が始まって1時間も経っていないタイミングでの出来事ですよ? しかも初っ端の尺つなぎコーナーでこんな感動的な展開になるなんて! 今回の『乃木坂46時間TV』に対する期待ががぜん高まった瞬間でした。

さらに、メンバーが10分程度の冠番組をプロデュースする恒例企画『乃木坂電視台』で久保は、「真の乃木坂Loverは私だ!NOGI-1グランプリ」と題し、乃木坂46楽曲のイントロクイズを開催。

もともとグループ加入前から乃木坂46のファンだったという久保は、19年7月放送『乃木坂工事中』の「コレなら語れるグランプリ2019」で行なわれたイントロクイズでも優勝した経験アリ。そんな彼女に活動歴の長い秋元真夏や北野、また久保と同じようにファンであった向井葉月や矢久保美緒が挑む形となりました。

グループ愛が深く知識も豊富な5人がどのような激しいバトルを繰り広げるのか……!? と思ったものの、序盤から久保が他のメンバーを寄せ付けず1人正解を重ね独走する展開に。向井は「悔し過ぎて震えてる」と悔しさをあらわにし、「ちょっと待ってよ1回」と懇願する北野に対しても久保は「でも、私の電視台だからァ〜」と一切容赦する気なし。

最終問題を迎えあまりにも点差がついていたため「最後は1兆点」というトンデモルールになったものの、それでも久保は一切動揺を見せず正答し、結局「1兆6点」という天文学的点数で圧勝する結果となりました。

というか、最終問題は超難問だったんですよ。イントロといっても流れたのはメロディなどではなくごく小さなリバースシンバル音(シャーッという音)。それだけで『風船は生きている』と答えられてしまうんだから、久保の乃木坂愛は本物! 自分で企画しといて自分で優勝しちゃうってどうなの?という話もありますが、勝って大喜びする笑顔が尊かったのでOKです!

さて、久保以外も多くのメンバーが活躍し1日目から見どころ満載だった『乃木坂46時間TV』。筆者としては、遠藤さくらがパジャマで絵本の読み聞かせを行なった「さくらが絵本を読んであげるね」が至高の時間だったのですがいかがでしょう? MCの高山一実も「超可愛かったよね! 内容入ってこなかったもん可愛過ぎて」とコメントしていましたが、まさにその通り!

早川聖来がパンダの着ぐるみを来てたこ焼きを食べたりする「生き物は生きている〜パンダのセイラン編〜」もシュールで面白かったし、「感動への道!ダーツ1ヶ月チャレンジ!!」ではミッションには失敗したものの罰ゲームの激苦センブリ茶を飲み干した金川紗耶にはガッツを感じました。4期生にとっては初の『乃木坂電視台』ですが、個性的な企画が続々登場中! さらに深夜の「人狼ミッドナイト 第一夜」の最中にはラジオ生放送中のバナナマンと音声がつながるサプライズも。バラエティに富んだ企画の連続で翌日・翌々日への期待が高まった1日目でした。