インターステラ・テクノロジズ株式会社は4月20日、観測ロケット「MOMO5号機」を5月2日に打ち上げると発表しました。


北海道大樹町にて5月2日(土)の5時15分に実施されるミッションでは、新型コロナウイルスの拡大を防ぐため、ロケット打ち上げ見学場「SKY-HILLS」やパブリックビューイングが設置されません。そのかわり、YouTubeなどでライブ配信が実施される予定です。


もともとMOMO5号機は昨年末から年明けの打ち上げが予定されていましたが、機体に搭載した電子機器の不具合により延期されていました。そして原因が電子基板上の部品(オシレータ)の故障だと推測され、部品を交換。そして打ち上げリハーサルにて正常に動作することが確認されています。


また、MOMO5号機には高知工科大学の「インフラサウンドセンサ(超音波マイク)」や、小型ロケット用後方センサ、そして燃料として日本酒が添加されるなど、さまざまな試みが取り入れられています。


5月2日の打ち上げ予定時間は05:15〜07:50、11:00〜12:20、16:05〜17:50が設定されており、また予備日としては5月4日、5日、6日が用意されています。


 


Image: インターステラ・テクノロジズ
Source: インターステラ・テクノロジズ
文/塚本直樹