週間花粉飛散情報 2020(tenki.jp/日本気象協会)

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新型コロナウイルスの感染急拡大で揺れる日本列島。今年は例年よりも早いペースでスギ花粉シーズンに入っている。

花粉症の薬剤治療のベースとなるのは内服薬の抗ヒスタミン薬と鼻に直接噴霧するステロイド点鼻薬。また、数年間継続する必要のある治療法だが、スギ花粉による花粉症の根本治療が期待できる舌下免疫療法も近年普及している。

とはいえ、花粉症の発症や症状悪化を防ぐための基本は生活習慣など日常生活における対策だ。体調管理面では、鼻の粘膜の機能を低下させる原因となるタバコやアルコールは控えめにして、免疫力を低下させる睡眠不足やストレスはできるだけ避ける。花粉対策面では、外出時はマスクやメガネを着用し、帰宅時は服や毛髪に付着した花粉を払い落とし、自宅では花粉除去のための掃除や洗濯を行うなど、さまざまな注意事項や対策がある。

新型コロナウイルス問題でマスクの品薄が続くだけに、花粉の飛散量が多い日を把握しておくことも重要だ。よく知られているのは、雨の日の翌日などの「晴れて気温の高い日」や「空気が乾燥して風の強い日」。天気予報サイト「tenki.jp」では、花粉の飛散情報を当日予報だけでなく週間予報でも提供している。

●日本気象協会「tenki.jp」週間花粉飛散情報 2020
https://tenki.jp/pollen/week/

医師・専門家が監修「Aging Style」